【京のこたび番外編(vol.6/全6回)】まぼろしの駅を探せ

京都いいとこマップ(2016年5・6月号)京のこたび「長岡京市」編で、誌面掲載しきれなかったマル秘観光情報をお届けします。穴場でツウでマニアックなスポットをご紹介していきますので、本誌とあわせてお楽しみください!(全6回)

「京都いいとこマップ5・6月号」(2016年)でご紹介した「神足神社」。

この「神足(こうたり)」という名前、珍しいですよね。

神社がある地域の名前にもなっていますが、

長岡京(784年~793年)があった時代から使われている

歴史の長い名前だそうです。

この名前は、長岡京&平安京遷都を行った人物

桓武天皇」が見た夢に由来します。

それは、当時の田村という土地に神様が降り立ち、

宮中を襲おうとした悪霊を追い払ってくれたという夢。

この夢を見た天皇は、さっそく田村を「神足村」と改名し、

「神足神社」を創建させました。


そして、この神足という名前、

じつはかつて「JRの駅名」として使われていました。

現在でいうJR「長岡京」駅は、

平成7年までJR「神足駅」だったんです!

長岡京市民に

「昔は神足駅だったんやってね~」とたずねると

「あー、そうだった。懐かしいなあ」と言っていました。


そんな懐かしい「神足駅」の名残が

町なかに残されています。

場所は西国街道(江戸時代のいわゆる幹線道路)の

神足商店街区間の途中にある公民館前。

それはもう堂々とかつての駅標がたっています。

ふつうホームにあるものが

道の途中にしれっとたっているんです。

知らない人は「なんだこりゃ!」って二度見しちゃいそうですね。

この駅標より街道を少し南下すると

築160年の町家を利用した「神足ふれあい町家」があります。

軽食やドリンクの喫茶もあるので、

散策途中の休憩におすすめです。

そしてさらに西国街道を南下していくと

「立命館高校」や

以前ご案内した「きまぐれなパン屋」さんがあります。

その手前で観光案内図を発見したのですが…

神足駅になっていましたー!

街の歴史の変遷を感じる案内板。

どうかこれからもこのまま残っていてほしいと

個人的にはかんじました。

【京のこたび番外編 長岡京市編(全6回)】
vol1 竹林に囲まれた朱色の鳥居並木
vol2 参道に垂れ下がる植物の謎
vol3 あの動物が出迎えてくれる名前のユニークな神社とは?
vol4 乙訓地域の有名人オンパレード寺院
vol5 2016年国史跡登録!長岡京で古墳を楽しむ
vol6 まぼろしの駅を探せ
※掲載情報は2016年3-4月取材時のものです

★長岡京市のウォーキングツアー予約受付中★

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる