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「京都の社寺仏閣」一覧

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お寺体験ができるホテル「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」 9/28OPEN



阪急京都河原町駅から徒歩1分。
お寺が入ったホテル「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」が、
9/28にオープンします。


おいしい食事に、アート展示のようなお寺にちなんだ館内装飾が魅力のホテル。


浄教寺の境内を一度更地にして、
そこに浄教寺の本堂とホテルを一体的に整備して建てられました。
そのためホテルのロビーに設けられた小窓の向こうに本堂が見えるほど、
お寺が近い、一体感がすごい。
ホテル+寺→ホテラ
そんな言葉が出てきそうな施設です。

白が映える客室




ホテルは宿泊特化型のため、
客室の多くをベッドがしめるタイプ。
大きなシャワーヘッドのシャワールームと
液晶テレビとトイレ。壁紙も白く、すっきりした部屋です。
宿泊は1室1泊約1万円~。

随所に感じるお寺のデザイン

ただ随所にお寺が感じられます。





大浴場は堂内のようにほの暗く、落ち着きのあるアートな空間。
また、ロビーの装飾には解体した伽藍にあったものを再利用。
何百年という年月の積み重ねがモダンな空間にとけ込むと、
ちょっとした特別感が生まれるんですね。
客室のサイドテーブルのライトやルームナンバーは
浄教寺の灯籠を模して設けられたもの。
お寺との一体感がホテルの中にも見られます。

生まれ変わった本堂




本堂はホテルロビーのすぐ隣。
浄教寺は正式名「多聞山鐙籠堂浄教寺」といい、
48基の灯籠が本堂のまわりを囲んでいます。
客室などに置かれていたランプの元はこれです。




靴のまま堂内に入れるように絨毯をしいたり、
堂内で保管していた文化財を見てもらえるように展示したり
朝のお勤め体験ができる宿泊プランもあったり、
檀家の方はもちろん、希望に応じて宿泊者も拝観できるようになっています。

老朽化や耐震性の問題があったため、再建しなければならなくなり、
建て直しにあたって、末永く受け継がれるように、
檀家の方はもとより、多くの方に知っていただけるように
いろいろ考えてつくられたそうです。

ワクワクする朝ごはん 「僧伽小野」

最後に2Fにある「僧伽小野(さんがおの)」でいただける食事のご紹介。
「僧伽小野」は福岡県で人気のお店で、
今回ご縁があって京都初出店となったそうです。

こちらは華やかな盛り付けの「さんが散らし」のお膳。

こちらは鯛茶漬けがいただけるお膳。

4種類のプレートの中から、好みのお膳を選んでオーダーする朝食は、どれも豪勢。
ワクワク気分で朝が迎えられるようにつくられていて、
宿泊の方でなくても朝食を食べられます。

高級感あふれるホテルで、ゆっくり休んで楽しむ京都の旅。
町なかにあって便利というのもポイント。
何度もリピートして使いたくなるホテルです。


【ホテル概要】
三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺
https://www.gardenhotels.co.jp/kyoto-kawaramachi-jokyoji/

住所:京都市下京区寺町通四条下ル貞安前之町620番
電話:075-354-1131
アクセス:阪急京都線「京都河原町」駅から徒歩1分(10番出口)、地下鉄烏丸線「四条」駅から徒歩1分(10番出口)、京阪本線「祇園四条」駅から徒歩7分(3番出口)

食事:僧伽小野 京都浄教寺(2F)
電話:075-708-8868
朝食6:30~11:00、昼食11:00~15:30、夕食17:00~21:30

油断大敵


編集部いちおしお守り「油断大敵」。

日頃の生活でも、自転車をこいでる時でも、試験勉強でも、風邪でも、油断は禁物ですよね。そんな自分への戒めになりそうな油断大敵守は、京都府大山崎町のJR山崎駅からすぐそばにある「離宮八幡宮」で授与いただけるお守りです。

離宮八幡宮は、平安時代、神官が油を搾る道具を発明して以降、荏胡麻油の製造・販売で栄えた地。荏胡麻油は電気やガスのない時代、照明の燃料としても欠かせないものでした。

今も油の神様として全国の製油業者が参拝に訪れているそうです。

油断大敵守は全4色。大山崎へお出かけの際は、ぜひ立ち寄ってお参りされてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、今期の大河ドラマ「麒麟がくる」で明智光秀の主君と描かれた斎藤道三のお父さんは、山崎の油売りだったといわれています。道三ファンの皆様もぜひ。

▼京都いいとこマップ2020年9-10月号でも掲載中!
https://kyoto.graphic.co.jp/library/
▼京のこたび:戦国人の夢の跡 -本能寺址・大山崎-
https://kyoto.graphic.co.jp/pickup/kotabi/sengoku/

【京都の桜2020】車折神社と日本茶スタンド


芸能のご神徳で全国的に有名な「車折神社」には早咲き・遅咲きと多品種の桜が植えられています。

今見頃を迎えているのは早咲き桜「渓仙桜」です。(3/19)

お参りのあとは日本茶で一服しませんか。
「車折神社」の北側(嵐電の駅がある方)の鳥居を出て左へ曲がったところに、日本茶スタンド「八十八良葉舎」がオープンしています。

抹茶ラテやほうじ茶チャイなど今どきのドリンクメニューもありますが、
京都いいとこマップでは「玉露」をご紹介しました。
茶産業の盛んな京都府宇治田原町の農家から仕入れた茶葉を使い、3煎分の玉露がいただけます。
緑茶の旨みをダイレクトに味わっていただけます。

目の前でいれてくれる様子や器にも要注目ですよ。

1煎目・2煎目で味の違いを楽しんだあと、3煎目はフレーバーティー仕立てで味わいます。そのフレーバーが山椒、わさび、八角と用意されており、好きなモノを選択することができます。ここでしか味わえない日本茶体験となるはず。

ミルクプリンの上に濃厚な抹茶餡をのせた『八十八プリン』もおすすめです。さっぱりしているので、ちょっと暑い陽気の時のスイーツとしてもぴったりですよ。

▽車折神社

https://kyoto.graphic.co.jp/guide/kurumazakijinja/

▽八十八良葉舎(2020年3・4月号P8)

https://kyoto.graphic.co.jp/library/

知恩院の国宝・御影堂、大修理完了!


早咲きの桜のつぼみが、ぽつぽつと咲きこぼれていた浄土宗総本山「知恩院」の境内。
その先に見える大きな建物・御影堂(国宝)が約9年に及ぶ大規模な修理を終え、報道陣向けの内覧会が行われました。

御影堂は、浄土宗開山である法然上人の御影(木像)を安置する建物。写真で見るよりもぜひ実物をご覧いただきたい。とっても大きな建物です。大きさゆえに大殿とも呼ばれる、知恩院の中心的建造物です。

御影堂は江戸時代初期の慶長8年(1603)、徳川家康によって建てられますが焼失。寛永16年(1639)に家光によって再建されました。

その歴史ある御影堂の大修理がスタートしたのは2011年。法然上人の八〇〇年大遠忌を迎えたことが契機となって始まった大修理です。

元号も令和へ移り変わった頃、ついに修理が完了!2020年4月13日~15日に落慶法要を実施することが決定しました。また4月13日からは堂内の一般参拝(※)もできるようになります。

◎4/13~15の「国宝 御影堂」落慶法要および関連行事は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内での発生状況を踏まえ、感染拡大防止を考慮した結果、中止を決定されました。参拝は13日の午後から可能です。(2月28日時点)

伝統の職人技や技術者などの尽力のもと、修復された文化財。厳かな空間でまぶしく輝く仏具装飾を前に、報道陣からも感嘆の声がもれていました。たとえば内陣を飾る幢幡(どうばん)。その長さは約6メートルで世界最大級の大きさだそうです。

私たちいいとこスタッフは2014年に行われた御影堂平成の大修理見学会にも参加。当時は工事現場さながらの雰囲気だったので、美しくよみがえった姿に感動もひとしお(当時の記事がこちら)。

ちなみに知恩院には七不思議というものがあり、そのひとつ「忘れ傘」は御影堂の正面軒裏に残された「傘」のことを指します。なぜそこにあるのか諸説あるのですが本当のところはよくわかりません。今回の大修理では「忘れ傘」周辺には手をつけず、そのまま置いておくことにしたのだとか。「謎をとく」よりも「謎に包まれたロマン」を受け継ぐことにしたのですね。新しく生まれ変わった御影堂を参拝される時は、「忘れ傘」を見上げることもどうぞお忘れなく。

▼知恩院 公式サイト
https://www.chion-in.or.jp/
▼御影堂大修理について
https://www.chion-in.or.jp/mieido_letter/

※法要などの関係で堂内参拝ができない場合もあります。
◎掲載写真の一部は撮影のため特別に内陣に入らせていただいています。個人の一般参拝は堂内の外陣のみです。

狛ねずみが大人気!大豊神社のねずみがモチーフの授与品


子年の2020年。お正月の大豊神社は大行列でしたね。神様も狛ネズミさんもさぞ驚いたことでしょう。

京都いいとこマップ1・2月号(2020)では大豊神社の授与品「ペアねずみ土鈴」に登場いただきました。
読者さんから「記念に買いましたよ~」なんていうおたよりもいただきましてありがとうございます。

大豊神社さんには他にも様々なねずみモチーフの授与品があります。

御朱印も種類がありまして、センターは「ねずみ」がモチーフになっていますね。

お正月もあけて1か月。今なら混雑なくゆっくりお詣りできるかもしれません。
大豊神社さんは椿や梅、桜なども咲くお社です。花詣でもお楽しみくださいね。

▼大豊神社の情報は京都いいとこマップ1・2月号(2020)!
https://kyoto.graphic.co.jp/library/

インパクト大!吉田神社節分祭ゆかりの授与品


2月3日は節分です。古代中国で行われていた追儺(ついな)という大晦日の邪気払いが日本に伝わり、平安時代の宮中で執り行われるようになったことが日本の節分の由来といわれています。

家庭では豆まきをしたり、イワシの頭を柊と一緒に玄関に飾って魔よけにしたりという風習があります。そして神社やお寺では、様々な節分行事が行われ賑います。

京都の節分行事で有名な神社のひとつが京都大学の近くにある「吉田神社」。

吉田神社の節分祭は2/2~4。普段は参拝客やこどもたちの声でローカルな雰囲気の境内も2・3日は露店が並び、八百万の神様をまつる大元宮の特別参拝や抽選券付き厄除け福豆の授与などが行われ大賑い!

2月2日の18時から行われる追儺式は鬼やらいとも呼ばれ、平安宮中の儀式を継承した神事です。ざっくりいうと赤・青・黄色の鬼たちを追い払い、幸福招来を祈る神事ですが、この時鬼を追い払うために登場するのが方相氏です。
この方相氏をモチーフにした吉田神社の授与品がこちら。

魔よけのお守り・土鈴(どれい)です。振れば可愛らしい鈴の音が響きますが、玄関に置いておけば邪気を追い払ってくれそうな迫力があります。
節分ゆかりの授与品として、節分時には参拝にいけないというかたも、ぜひご注目ください。

▼京都いいとこマップ1・2月号(2020)でご紹介中!
https://kyoto.graphic.co.jp/library/

【京都の紅葉2019】善峯寺の紅葉期早朝開門


洛西の古刹「善峯寺」は京都市の西山に位置するため、日の出が見られるスポットとして知られています。近年は初日の出が見られる「元旦早朝開門」だけでなく、「紅葉期早朝開門」も実施。2019年の開催日は、11月16日(土)17日(日)23日(土)24日(日)の4日間です。

その「紅葉期早朝開門」の前半の日程で行ってきました。白い月がまだ頭上にある6時半前に到着。駐車場には車がちらほら。門前で待っていた人は5~6人。紅葉は見頃の木もあれば、これからの木もあり、グラデーションが楽しめる時期でした。

開門は6時30分。山門で拝観料をはらい、正面の階段をのぼって本堂へ向かう途中、振り返るとこんな具合に空が染まっていました。

まず本堂で手を合わせます。お堂巡りは日の出を拝んでからにしようと、とりあえず境内のなかで高い場所を目指すことにしました。境内図は善峯寺さんの公式HPにのっているのでチェックしておくと境内の移動がスムーズかもしれません。

こちらは阿弥陀堂前です。日の光が濃くなってきました。色の濃いあたりから太陽が顔を出しそうです。

参拝者はそれぞれ自分の好きな場所でご来光を待ちます。しんと静まった境内で聞こえるのは参拝者の足音と鳥の声と水の音。

そしていよいよご来光の時・・・

太陽が顔を出し、まちが柔らかな光に包まれていく様子は、じつにドラマチック。もう少し上へ行ってみようと薬師堂を目指しました。薬師堂に向かうなだらかな坂の途中は景色が開けていて境内を眼下に眺めながら遠く東の景色を見渡すことができます。太陽の光でうっすらもやがかって見える風景が情緒的で、薬師堂へ向かう足が止まります。

薬師堂にたどり着く手前で「けいしょう殿」を発見。
寺と深いゆかりのある江戸幕府五代将軍の生母・桂昌院の像があり、その周囲がベンチになっていて、景色を眺めながらひとやすみできる絶景スポットです。

しばらくベンチに座って、ぼんやりと。
居合わせた他の参拝者さん「朝活っていいもんだなあ」とつぶやいておられました。

阿弥陀堂から国の天然記念物「遊龍の松」方面へ降りていくゆるやかな階段。日の出前後は薄暗かったのですが、時間がたつとななめに光が差し込み始めていました。

多宝塔周辺の紅葉は鮮やかに色づいていました。

山門を出てからバス停方面へ続く階段です。こちらも斜めに光がさしてノスタルジーな情景に。

ちなみに善峯寺に向かう途中、大原野の田畑に囲まれた道を走っているときも、オレンジ色に染まり始めた東の空を見ることができました。西山地域は夕焼けのきれいなイメージがありますが、朝焼けの時間帯もいいですね。

善峯寺の早朝拝観のあとは、大原野神社など近隣の紅葉名所を周遊するのもおすすめです。

▼善峯寺近くのスイーツ店情報掲載中!京都いいとこマップ最新号(2019年11・12月号)
https://kyoto.graphic.co.jp/library/

【拝観レポート】2019年秋の注目イベント「京都山科非公開文化財等の特別公開」


2019年秋の初開催イベント「京都山科非公開文化財等の特別公開」。天皇陛下御即位記念として皇室ゆかりの寺院を中心に特別公開が行われます。

公開される5つの寺院のうち

・天台宗五箇室門跡のひとつで紅葉名所「毘沙門堂」
・通常非公開、貴重な仏像を有する古刹「安祥寺」

の2寺院を拝観させていただきました。
※掲載写真の一部は今回の取材で特別に撮影させていただいたものです

●まずは毘沙門堂へ

勅使門前の「敷きもみじ」が有名な毘沙門堂。

創建は平安時代の703年。文武天皇の勅願で京都市上京区の出雲路という地域に建立されました。出雲路は京都御所の北側で賀茂川の西側あたりの地域。その後、平治の乱や応仁の乱など度重なる戦乱によって焼失と再興を繰り返します。波乱万丈の歴史をたどってきたんですね。

御本尊の毘沙門天は秘仏。比叡山延暦寺根本中堂のご本尊薬師如来像をつくった際の余材を使い、天台宗開祖の最澄がつくられた御本尊と伝わります。高さ8cmほどの像だそうです。御開帳がされない分、絵図でそのお姿を確認。

毘沙門堂が特別公開する寺宝は霊殿にて展示。写真手前の歴史を感じる旗が「親王旗」、その奥が「亀甲簾」です。

毘沙門堂は「天台宗五箇室門跡」のひとつ。皇族や摂関家が門主(いわゆる住職)を務めた門跡寺院です。江戸中期に作成された「親王旗」は輪王寺宮が門主を務めていた時代、江戸へくだる際に道中行列の先頭に立てた旗。亀甲簾は古来より縁起の良い亀甲紋を織り込んだ江戸中期の製作と考えられている貴重な御簾。

ガラス越しなどではなく、間近で見学できます。ぜひ現地でご覧ください。

毘沙門堂といえば見る角度によって絵が変化する「動く絵」でも有名です。たとえば江戸期の画家・狩野永叔主信筆の天井龍。見る位置が変わると、龍の目や顔の向きが変化します。

列をなして天井を見上げながら龍の絵の下をぐるぐるまわる取材班。
「動いた!」「おお!」「すごい!」
大人に童心を思い出させてくれる、さながらアトラクションのようです。

ほかにも宸殿の襖絵や円山応挙の鯉の絵など、堂内には動く絵が盛りだくさん。様々な絵が拝観できるので、美術館に来たような気分になれます。



●つづいて安祥寺へ

毘沙門堂を背に坂道を下りると、山科疏水に行きつきます。ここを右折して疏水のほとりを歩いていくと進行方向右手に見えてくる寺院が「安祥寺」です。

通常は非公開。普段は柵の門で入口は閉ざされているため、このお寺が1000年以上の歴史を持ち、国宝の仏像を有する寺院だということを知らないまま通り過ぎている人も多いかもしれません。

じつは2019年の春、はじめて特別公開を実施された「安祥寺」。なんと1万人を超える人々が拝観に訪れたそうです。たくさんの人が参拝に訪れて「御本尊もさぞ驚かれたことでしょう」とはご住職談。

その御本尊は金色に輝く十一面観音立像。奈良時代につくられた榧の木の一木造りで、比較的シュッとした体型の仏様です。このお姿を見て「この仏像が国宝ではないなんて…」とおっしゃる方もおられたとか(御本尊は重要文化財です)。

「安祥寺」が有する国宝の仏像は「五智如来坐像」。令和元年に国宝指定されました。
境内の多宝塔に安置されていましたが、明治時代に火事で多宝塔を焼失。火事が起きたとき「五智如来坐像」はすでに京都国立博物館へ寄託されていたので仏像は災禍を免れました(仏像は現在も博物館に寄託)。御本尊を祀る観音堂内には多宝塔があったころの絵図や「五智如来坐像」の写真が飾られています。

境内では多宝塔跡地が見学できます。建物跡に生える苔や草木、のこされた石垣。かつてここに多宝塔があり「五智如来坐像」がいらっしゃったのだなあと思うとしみじみします。

ほかにも境内では、江戸時代の古いお堂で平安期~江戸期の貴重な仏像が拝観できます。

嘉元4年(1306年)の銘が入った秀吉ゆかりの梵鐘も見学できます。取材時は梵鐘周辺で青もみじが揺れていました。赤く染まる頃もキレイでしょうね。

「京都山科非公開文化財等の特別公開」は、毘沙門堂・安祥寺のほか、本圀寺・勧修寺・隨心院と合わせて5ヶ寺で実施されます。5寺院をめぐるスタンプラリーも行われますよ。

歴史、仏像、紅葉と様々な楽しみが待っている特別公開。
2019年の秋はぜひ山科で「とっておきの京都」をお楽しみください!

【山科の観光情報】

●とっておきの京都プロジェクト
https://totteoki.kyoto.travel/
●おこしやす“やましな”協議会
http://www.okoshiyasu-yamashina.jp/

2019年秋の注目イベント「京都山科非公開文化財等の特別公開」初開催


京都には国内外に有名なスポットが多数ありますが、まだまだ広く知られていないエリアがあります。そんな魅力ある観光スポットを紹介しようと

とっておきの京都~定番のその先へ~

というプロジェクトが京都市で始まりました!
プロジェクトの対象エリアである「山科」で、2019年の秋に行われるのが天皇陛下御即位記念「京都山科非公開文化財等の特別公開」です。

●山科ってどこ?

京都市の東側に位置する山科区は、滋賀県など東側から京都へ来る時の玄関口。交通が便利な立地でもあることから住宅街が広がる一方、京扇子や京仏具、清水焼といった京都が誇る伝統産業の生産団地を有し、近年は琵琶湖疏水を船で楽しむ「びわ湖疏水船」が区内を運航。歴史と伝統が息づく自然豊かなエリアです。

そして、様々な歴史的有名人とゆかり深い史跡も多く点在している地域。
皇室と関わりある場所も多いことから、今回は皇室ゆかりのお寺を中心に特別公開が行われます。

●いつ行われるの?

2019年11月16日(土)~12月1日(日)です。
自然豊かな山科の紅葉で色づく季節に行われます。

●特別公開されるのはどこ?

合計5つの寺院で特別公開が行われます。

▼毘沙門堂

秋は勅使門前の「敷きもみじ」をはじめ、襖絵や庭園など見どころ多数。天台宗五箇室門跡のひとつとして皇室ゆかりの「親王旗」「亀甲簾」を特別公開。

▼本圀寺

鎌倉時代に創建され、勅願道場として歴史を重ねてきた寺院。今回の特別公開では室町時代に8代将軍・足利義政により寄進された、重要文化財の経蔵内部を公開。582個の引き出しを持つ八角形の輪蔵は必見。

▼安祥寺

平安時代に創建された皇室ゆかりの寺院のひとつ。通常非公開寺院。「この仏像が国宝でないなんて」と一般参拝者に言わしめた御本尊「木造十一面観音立像」をはじめ「四天王立像」など一挙公開。

▼勧修寺

平安時代、醍醐天皇によって創建された勅願寺。境内には御所から移築された建物も残ります。土佐派が描いた「近江八景図」「竜田川紅葉図」の書院障壁画を特別公開。

▼隨心院

小野小町ゆかりの門跡寺院。小町ゆかりの史跡が残るほか、秋は庭園の紅葉も楽しめます。孝明天皇寄進の「扇面蒔絵硯箱」と仁孝天皇寄進の「四枚折屏風(唐桑緑硝子張)」を特別公開。

●モデルコース①≪1日でまわりきる!≫

山科駅→(徒歩15分orタクシー5分)→毘沙門堂→(徒歩10分)→安祥寺→(徒歩30分)→本圀寺→(徒歩10分)→地下鉄御陵駅→(地下鉄9分)→地下鉄小野駅→(徒歩6分)→勧修寺→(徒歩8分)→隨心院

この5箇寺の中で最北に位置し、1番早く開門する毘沙門堂(8:30~)からスタート。毘沙門堂からは坂道をくだって山科疏水沿いの散策路に入り、安祥寺・本圀寺をめぐってから地下鉄に乗って勧修寺・隨心院の最寄り駅「小野駅」へ行くルートです。山科駅から毘沙門堂は登り坂のため、足腰が心配な方はタクシーがおすすめ。

ランチは山科駅や京都駅でパンを買っておいて、山科疏水沿いで食べるのもいいかもしれません。つかの間のピクニック気分が楽しめます。
※参考:山科駅近くのパン屋さん「ベーカリーHAYASHI

●モデルコース②≪びわ湖疏水船と一緒にめぐる!≫

ちょうど特別公開期間中、京都蹴上~滋賀大津間を近代遺産クルーズ「びわ湖疏水船」が運航。大津9:30発の便であれば、山科で途中下船することができます。
朝、大津に入って船に乗り、山科で降りて周辺の寺院を散策。翌日は、地下鉄小野駅にある勧修寺・隨心院をめぐる…なんていうプランはいかがでしょうか。
この場合、京都市営地下鉄・市営バス・京都バス(一部路線除く)・京阪バス(一部路線除く)が連続2日間乗り放題になるチケットを使うのも便利ですよ。

●山科へのアクセス(参考)

▼京都駅からの場合
・JR琵琶湖線で山科駅まで5分
・地下鉄烏丸線で烏丸御池駅、東西線に乗り換え山科駅まで18分
※乗換時間は含まない

この秋注目の山科の特別公開。
そのうちのいくつかを拝観させていただきました。
次の記事ではその拝観レポートをお届けします!
>>2019年秋「京都山科非公開文化財等の特別公開」拝観レポート

【山科の観光情報】

●とっておきの京都プロジェクト
https://totteoki.kyoto.travel/
●おこしやす“やましな”協議会
http://www.okoshiyasu-yamashina.jp/

※記事内の所用時間は目安です

太秦の和菓子屋さんで夏の人気者


香り豊かなきなこをたっぷりまぶした「わらび餅」。
串にささった串わらびは夏の人気者。夏季限定です。お早めに(^^)

▼うずまさふたば
https://kyoto.graphic.co.jp/guide/uzumasafutaba/

お店は太秦映画村の近く。嵐電「撮影所前」駅が最寄りです。

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