京都の西の守り神であり、お酒の神様としても全国的に知られる「松尾大社」。
4月27日からは京都文化博物館で「松尾大社展」が始まります。これは松尾大社初の神宝展で、9割の展示品が初公開という注目の展覧会です。
そんな松尾大社では現在、「松尾祭」(神幸祭/4月21日・還幸祭/5月12日)が行われています。かつては「松尾の国祭」や「葵祭」とも呼ばれた大祭で、神輿が船で桂川を渡る船渡御のシーンが広く知られています。
4月21日の神幸祭(おいで)で松尾大社を出発した神輿は、5月12日の還幸祭(おかえり)まで3カ所の御旅所に駐輦(ちゅうれん/滞在すること)します。
その3カ所が
・西七条御旅所(下京区西七条南中野町)
・三宮社御旅所(右京区西京極北裏町)
・衣手社御旅所 (右京区西京極東衣手町)
です。
西七条御旅所には4基の神輿と唐櫃、三宮社・衣手社にはそれぞれ1基ずつの神輿が、柵越しでその姿を見ることができます。私が参拝に訪れた時も興味深くのぞきこむ人たちが来ていました。
体力が通常の人であれば京都駅からレンタサイクルで周遊できるはず。元気な人はそのまま松尾大社まで向かってもいいかもしれません。
公共交通機関を使った一例としては…
京都駅
↓市バス33・205・208系統
七条御前通バス停
↓徒歩約2分
西七条御旅所
↓市バス33系統
西京極小学校前バス停
↓徒歩約10分
三宮御旅所
↓徒歩約15分
光華女子学園前バス停(葛野大路五条交差点の南西側)
↓市バス73系統
西京極バス停
↓徒歩約10分
衣手御旅所
というルートも可能ですがバスの本数は限られていますので事前確認推奨です。
その後は烏丸方面に向かって「松尾大社展」を観覧。というゴールデンウィークの散策プランはいかがでしょうか。
●松尾大社展
●松尾大社 公式サイト