河原町にあるラウンドワンの西側の通りを「裏寺通」と呼んだりしますが、
そこに「宝蔵寺」という通常拝観をしていない浄土宗寺院があります。
じつは、江戸時代の絵師・伊藤若冲および伊藤家の菩提寺。
伊藤若冲は京都・錦市場の青物問屋に生まれ、現代でも人気の高い絵師ですよね。
2016年は若冲生誕300年記念ということで、各所で記念展などが行われます。
菩提寺である「宝蔵寺」では、2月8日の若冲の誕生日にあわせて
今年は2/5~8にかけて寺宝展を開催!
伊藤若冲筆の「髑髏図」をはじめ、若冲の弟である白歳や弟子たち15点の作品を本堂・書院にて公開しました。
髑髏図をモチーフにした朱印を押した紙も用意されていましたよ。参拝の記念になりますね。
さらに、劣化が進んでいた伊藤家親族のお墓も修理されており本堂前でお参りすることができます。
寺宝展の時、本堂前では梅の花も開花。
本堂前庭には、八臂辨財天(はっぴべんざいてん)。良縁のご利益。
【寺宝特別展 概要】
2/5~8 10時~16時
拝観料500円
※7日の14時~は「伊藤若冲親族の御墓」の完成式
※8日の15時~は「伊藤若冲生誕会」(この日の寺宝展受付は14時30分まで)