お正月気分も抜けてきた2月初旬。京都の街が独特の活気に包まれる「節分」行事の季節です。昔の暦で1年の始まりだった「立春」の前日に邪気(鬼)を払い、新しい1年の無病息災を願います。

豆まきはもちろん、歴史深い儀式やユーモラスな鬼の舞など、京都の節分行事は楽しみ方が実にさまざま。そこで今回は、節分行事のおすすめモデルコースを2つご紹介します。
【コース1】四条通で楽しむ!松尾大社・壬生寺コース
~阪急電車を活用し、京都西側の二大節分スポット+αをじっくり巡る~
【日程:2026年2月3日(火)】

●10:00~12:00頃「石見神楽」(いわみかぐら)の奉納。ヤマタノオロチを退治する大迫力の舞台は必見!
●13:30頃~「追儺(ついな)行事」。本殿での祭事後、弓の弦を鳴らして邪気を払う「鳴弦破魔弓神事」などを実施。
●福豆まきは14:00頃~と15:30頃~の2回。
2. 壬生寺(みぶでら)
【日程:2026年2月2日(月)~4日(水)】

●2~3日17:00~20:00は壬生狂言「節分」を上演(毎時00分スタートで1日4回)。台詞のない無言劇で、鑑賞無料。
●素焼きの皿に願い事などを書く「炮烙(ほうらく)奉納」という独自の風習あり。
≪このコースの移動ガイド≫
1.京都駅から松尾大社へ
地下鉄烏丸線「京都駅」→「四条駅」下車。阪急京都線「烏丸駅」へ乗り換え。「桂駅」で嵐山線に乗り換え「松尾大社駅」下車 徒歩約3分。
2.松尾大社から壬生寺へ
阪急嵐山線「松尾大社駅」→「桂駅」で京都線に乗り換え。「大宮駅」で下車。徒歩約10分。
≪散策のヒント≫
●四条通は渋滞しやすいため、時間が読みやすい阪急電車が安心。市バスを利用する場合は「松尾橋」バス停から市バス3系統などに乗って「壬生寺道」バス停下車。
●「壬生寺道」バス停前の「元祇園梛神社」も節分祭でにぎわいます。
【コース2】歩いて巡る、左京区はしご節分コース
~欲張りさんに最適!東大路エリアの行事を徒歩で制覇~
1. 京都 熊野神社
【日程:2026年2月2日(月)~3日(火)】
●地元の八ツ橋屋さんによる茶菓の無料接待や、ナギの葉を添えた「福豆」、火の用心のお札授与が人気。
2. 聖護院門跡(しょうごいんもんぜき)
【日程:2026年2月2日(月)~3日(火)】

●3日13:00~の「追儺式」では、山伏によって改心した鬼が、その後の豆まきで福を招く鬼となって参加する展開が見どころ。
3. 須賀神社(すがじんじゃ)
【日程:2026年2月2日(月)~3日(火)】

●梅の枝を手に持ち、烏帽子・覆面姿の「懸想文(けそうぶみ)売り」から節分限定のお守り(懸想文)を授かる人々でにぎわう2日間。豆まきは2日15:00頃~。
4. 平安神宮
【日程:2026年2月3日(火)】

●広い境内を舞台に14:00頃~は古式ゆかしい大儺之儀、15:00頃~は茂山社中による鬼の舞、それから豆まき、大火焚神事と執り行われます。
5. 満足稲荷神社
【日程:2026年2月3日(火)】

●18:00頃~「狐巫女の豆まき」、19:00頃~「ひょっとこ踊り」といった行事をはじめ、ぜんざいやあめ湯のふるまい、福引きなど楽しみ盛りだくさん。
6. 吉田神社
【日程:2026年2月2日(月)~3日(火)】

●2日の「追儺式(鬼やらい)」は、黄金四つ目の面を被った方相氏が鬼を払う神事。抽選券付きの厄除福豆も大人気。屋台も多く「節分そば」で温まるのもおすすめ。
≪このコースの移動ガイド≫
- 京都駅から京都 熊野神社へ 地下鉄烏丸線「京都駅」→「丸太町駅」下車。「烏丸丸太町」バス停から市バス65・93・202・204系統に乗り換え「熊野神社前」バス停下車
- 京都 熊野神社から聖護院・須賀神社へ 徒歩約6分
- 須賀神社から平安神宮へ 徒歩約10分
- 平安神宮から満足稲荷神社へ 徒歩約8分
- 満足稲荷神社から吉田神社へ 徒歩約20分
≪散策のヒント≫
●京都 熊野神社から聖護院方面に行く時、周辺の八ッ橋屋さんで餅つきが行われるなど、地域がにぎわっているのも見どころ。
●満足稲荷神社から吉田神社をバス移動する場合は、「東山仁王門」バス停から市バス201・206などで「京大正門」バス停下車 徒歩約10分
■知っておくと役立つ「節分巡りの豆知識」
- 底冷え対策を万全に
2月の京都は芯から冷えます。カイロや厚手の靴下は必須です。
- 小銭の用意
奉納や授与、屋台での支払いに備え、事前に小銭を準備しておきましょう。
- 交通機関の活用
バスは混雑・遅延しやすいため、電車や徒歩を組み合わせてみましょう。
※行事内容は予告なく変更になる場合があります。お出かけ前に公式サイト等で最新情報をご確認ください。
