「東山三十六峰」の南端に位置する稲荷山。標高232メートルの山で、稲荷伸の降臨地として知られています。この山中に点在している社や祠…これらを巡っていくことを「お山めぐり」といいます。古くからの信仰心を感じる社、個性的な狛犬や手水舎の造形、市街地の眺望…有名な千本鳥居のほかにも見どころたっぷりの山なんです。
とはいえ、近年、稲荷山での事故が増加しているんだとか。というのも、お稲荷さんへ訪れた観光客が軽装のまま入山してしまい、熱中症や転倒などによる110番通報が増えているとのこと。
お山巡りはアップダウンの多い約4キロの道のりです。足元・服装に注意することはもちろん水分補給もぬかりなく。準備がととのっていないのに、気軽な気持ちで踏み込まないように…その点はじゅうぶんご留意ください!