広小路通りの特別公開

昭和42年にはじまった「京の冬の旅」キャンペーン。

平成28年(2016年)で50回目を迎えるそうです。

50回記念のテーマは「禅-ZEN- ~禅寺の美 日本文化の美~」。

2016年は臨済宗を開いた臨済禅師の1150年遠諱。

これにちなみ、禅宗寺院を中心に期間限定の特別公開が行われます。

たとえば「真如寺」。

「等持院」の東側にある「六請神社」と隣接するお寺で、

金閣寺・銀閣寺と同じく相国寺の山外塔頭のひとつです。

「京の冬の旅」キャンペーンにおいては初公開だそうですよ。

その「真如寺」からさらに東へ歩いていくと「櫻谷文庫」。

櫻谷文庫とは、京都市中京区の商家に生まれた近代日本画家の木島櫻谷が暮らしていた家。

和の木造建築、洋館、アトリエなどの建物からなり、多彩な資料を所蔵しています。

堂本印象の邸宅も立命館大の北側にありますし、このへんはアーティストが多かったんですね。

ふだんは非公開ですが、冬の旅にあわせ3月■日~■日には特別公開を行われます。

さらに東へ向かい、西大路通りを渡って紙屋川の西側の通りへいくと

「平野の家 わざ 永々棟」という木造建築。

大正期、日本画家・山下竹斎の邸宅兼アトリエとしてつくられました。

今はいけばな教室を開いたり、コンサートが行われたりと

文化的拠点として使用されているようです。

こちらも特別公開を実施されるとのこと。

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