夏・万灯会-壬生寺の風景

お盆の行事「万灯会」。壬生寺の万灯会(8/9~16 境内入場は21:30まで)は歴史が古く、1153年の文献に記録が残っています。期間中は先祖追善を願った灯籠が上の写真のように本堂にびっしりと奉納されるんですよ。宗派関係なく奉納できるようです。ちょうど精霊迎えの時間帯に行ったため、本堂の中からは御詠歌が聞こえてきました。
静かな境内に響く声。厳かな気分になりました。お盆、ですね。

16日の20時半からは「中堂寺六斎念仏」が奉納されます(拝観無料)
六斎念仏とは身を慎むべき日とされる毎月8,14,15,23,29,30日に行う念仏のことだとか。 京都の六斎念仏は、踊りを伴うバージョンと念仏だけバージョンがあるそう。中堂寺六斎念仏は前者の「踊り念仏」だそうです。壬生の中堂寺町地域で伝承されている民俗芸能だそうですよ。壬生狂言は拝見したことあるんですが、六斎念仏はまだありません。

これから万灯会を行うのは
三千院 14・15日、車折神社 14~16日、大谷祖廟 14~16日など。

六斎念仏も、
千本ゑんま堂 14日、西方寺 16日(←五山送り火・船形のところ)、吉祥院天満宮 25日 など各社寺で行われます。

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