京の和菓子屋が長年かけて開発、やさしい和プリン


京都西院の和菓子屋・養老軒さん。おいしくて楽しい創作大福が人気の和菓子屋さんですが、2018年4月に新商品を発売されました!

今度はどんな大福だろうと思いきや、新作は「プリン」とのこと。8年の構想を経て誕生したという『豆まめぷりん』と『抹茶ぷりん』です!

『豆まめぷりん』は、京都の老舗とうふ店の豆乳と、養老軒特製の白あんをコラボレーション。底には大きな丹波黒豆が入っています。

そして『抹茶ぷりん』は、宇治の名店・伊藤久右衛門の抹茶を北海道産生クリームと混ぜ合わせ、濃厚かつクリーミーな味に仕立てたプリン。こちらの底には丹波大納言小豆が入っています。

ふつう「プリン」といえば卵を使うイメージですが、養老軒さんのプリンは和菓子屋らしく「寒天」を使用。

そんなわけで、さっそく編集部でも試食させていただきました!スタッフたちには、豆乳プリンと抹茶プリンであることだけを伝え、「ほかに何の素材入っているのか」という詳細をあえて知らせずに食べてもらいました。その実食感想がこちらです!(30~50代男女)

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★豆まめプリン
・あっさり系のプリンと思い込んでいたのですが、食べるとビックリ!とても濃厚でした。

・ツルンとした滑らかな舌触り。入っているのは白あんですよね?大豆のやさしい甘みと合います。

・甘さも絶妙で、いくらでも食べられそう。

・カラメルの代わりに黒豆?コクのある甘さで満足感もたっぷり。食べ応えがあります。

・最後の黒豆がいいアクセント。底だけじゃなく、最初か途中にひと粒くらい出てきてもいいかも。

・年代問わず気に入ってもらえそう。親戚の集まりのお土産に利用したいです!

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★抹茶プリン
・抹茶の苦みがしっかりありつつもやさしく、甘さ控えめの大人味。味は濃厚ながら、ムースのようなのどごしの良さ。

・ひと口食べて、とろとろななめらかさにびっくり。葛と寒天でつくっていると聞き、二度びっくり。

・食べ進めると底の方に黒いものが見えたのでカラメルかと思い、途中で混ぜれば良かったと後悔していたら大粒の小豆が出てきて、良い意味で裏切られた感がありました。良いアクセントです。

・抹茶の粉っぽさがなく、すごく滑らかな舌触りなので、スルスル食べられました。

・抹茶アイスをプリンにしたみたい!癖になる味で、食べ終わってすぐもう一個食べたくなりました。

・甘いものがあまり得意ではない中年男性でも、おいしくいただけると思います。

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なめらかな食感と、誰もが親しめるやさしい味ながらも、濃厚な食べごたえのある和素材プリン。それぞれ税込290円です。

嵐電や阪急電車の西院駅の改札口がちかい養老軒さん。電車を待ちがてら、プリンでひと休み…なんてのもいいですね。電車に乗り込む前に買って、嵐山の大堰川のほとりで…なんてプランもいいかも。

寒天製だからこそのツルンとした食感も、汗ばむ季節のおやつにぴったりです。ぜひぜひお試しください!

養老軒 公式サイト

大原の隠れ家カフェで味わう自家製スイーツ


京都・国際会館より大原へ向かう国道367号。土井しば漬本舗、花尻の森を通り過ぎたころ、進行方向左手に「まめの木」という看板が見えます。その看板のたつ坂道をくだると、そこは一軒家カフェ「焼き菓子工房&cafe まめの木」です。なるべくオーガニックの素材を使い、季節折々の素材を使ってタルトやロールケーキなどのスイーツをつくっておられるようです。

オープンしたのは2016年。金土日のみ店舗営業。大原「音吹畑」のハーブティ、河太郎珈琲のコーヒーなども揃っています。

瀬戸内レモンのケーキをいただきました。
カウンター席、ちょうど目線の高さに窓があり、のどかな里山が眺められます。

大原は新緑の季節を迎えています。観光の方はもちろん、ロードバイクで立ち寄る人もいるようですよ。

京都の里山・大原の山水で染める柿渋染め体験


大原の名刹・寂光院の近くに工房を構える「みつる工芸」。大原の山水と草木花の天然染料で染めた、のれんやTシャツ、スカーフなど多彩なアイテムがつくられています。

そしてこの古民家の工房では、柿渋染めの体験プログラムも実施されています。体験コースは2種類。ひとつは、ハガキもしくは包装紙を伊勢型紙やシルクスクリーンを使って染める「型染コース」。もうひとつは、スカーフやTシャツなどを染める「絞り染めコース」です。

今回、私たちは「型染コース」を体験させていただきました。古民家のとなりが染色の作業場になっています。職人さんがふだん染色をしている現場での貴重な体験です。

まずは熟成された柿渋で「柿渋糊」をつくります。へらでこねこね混ぜていくと、徐々にねっとりしていきます。

ある程度のかたさになったら、うらごしして不純物を取り除きます。
「海苔みたいですねえ…」
「ですねえ」

糊ができたら好きな型紙を選び、染めの工程へと移ります。ポストカードと包装紙のいずれかを2種類つくることができるんですが、それぞれ1枚ずつでもよし、どちらか1種類を2枚染めるもよし。今回はポストカードを2枚染めることにしました。まずは、できたてほやほやの糊を置いて…

すり込むときは、このヘラの傾きと力加減がポイント。職人のおにいさんにフォローとアドバイスをいただきつつ慎重に…。糊をスーッとひいていく瞬間は、心地よさを感じます。

型紙をはがす瞬間はドキドキしますよ。
「きれいにできてるかなあ」

「うん、いい出来!」

力加減によっては、糊が固まってダマになってしまったり、細かなデザイン部分に糊が入らなかったりすることがあるそうです。しかし、不器用なわたしがこんなにきれいに染めることができたので、きっと大丈夫!職人さんのサポートもありますし、不器用さんも安心して挑戦できます。所要時間はだいたい60分でした。

こちらは絞り染め体験でも使う水場。オーガニックコットンのストールや手ぬぐい、ハンカチなどが染められます。こちらの体験料金は染めるものによって変わってくるようですよ。

自然豊かな大原で、天然染料を使って楽しむ染色体験。旅の思い出にいかがですか?

【体験概要】
『柿渋染の型染コース』(1620円)
『柿渋染の絞り染めコース』(3240円~)
 開始時間/10:00~、13:00~の2部制
 ※要予約
https://kakishibuzome.com/experience/

https://kyoto.graphic.co.jp/guide/mitsurukogei/