桜は遅咲きの桜を残して終盤を迎えています。その一方、次の花のたよりが届いていますね。たとえば松尾大社のやまぶき。19日時点で5分咲きというところでしょうか。一重の山吹が先に咲いている印象でした。
次の23日(日)10時からは松尾大社の松尾祭・神幸祭。松尾大社の神様が町においでくださる…なので通称「おいで」と呼ばれています。
当日は、松尾七社のうち月読社の唐櫃と6基の神輿(大宮社、櫟谷社、宗像社、三宮社、衣手社、四之社)が、本殿にてご祭神の分霊を受けたのち、拝殿廻し(拝殿を3回廻る)を行い順々に神社を出発。「桂離宮」の東北方より船に神輿をのせて桂川を渡っていきます。全基集結したら団子神饌という神事を行い、各御旅所へそれぞれ向かいます。そして5月の「還幸祭」(2017年は14日)まで駐輦されます。還幸祭は神様がおかえりになるので通称「おかえり」と呼びます。
かつては「松尾の国祭」とよばれた歴史ある松尾大社の神幸祭。たくさんの氏子衆の熱気に包まれるお祭りです。やまぶき鑑賞とともに見物に出かけてみてはいかがでしょうか。
-
- ■松尾大社
-
京都市西京区嵐山宮町3
神幸祭は10時スタート
https://kyoto.graphic.co.jp/guide/matsuotaisha/