あちらこちらで「赤紫蘇シロップ始めました!」の声が聞こえるようになりました。お店によってソーダだったりお酒だったりと割り方はそれぞれですが、夏にあの甘酸っぱさは体にしみるんですよね。私はシンプルにお水で割ってもらうのが好きです。
京都で赤紫蘇といえば左京区の大原。京都で赤紫蘇シロップがメジャーなのは、やっぱり大原の「しば漬」という歴史ある特産品の存在が大きいのではないかと思います。
そのしば漬を使ったベトナム料理を出すお店があることをご存知でしょうか。
岡崎の疏水沿いにある「120gバインミー京都」さんです。
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ベトナムのバゲットサンド「バインミー」。サクっとトーストした大きなバゲットに挟むのは、自家製のハムや豚レバーのパテ。そして店主がほれこんだ大原の「つくだ農園」が育てる旬の有機野菜約8種類。パクチー・唐辛子は抜くことも可能。バゲットは京都のパン屋さんに頼んで試行錯誤した逸品。食材をたんまり挟むので歯切れの良さを追求しました。
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定番メニューのひとつが『京都富屋の有機しば漬バインミー』です。漬物は鞍馬口の「富屋」のもの。乳酸発酵の酸味と赤紫蘇の風味が良いアクセントになっています。写真はハーフサイズですが、けっこうおなかいっぱいになります。有機野菜のスープ・ドリンクのセットにもできますよ。
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京都の新鮮野菜をたっぷり挟んだバインミーで夏を元気に乗り切りましょう!調理には時間がかかるので電話予約がおすすめですよ(席の確保は不可)。
◎「120gバインミー京都」の情報は京都いいとこマップ夏号へ(2022)