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【京のこたび番外編(vol.2/全3回)】建物と鳥居が一体型!?


京都いいとこマップ(2016年7・8月号)京のこたび「渉成園周辺」編で、誌面掲載しきれなかったスポットをご紹介。街歩きしてこそ発見できるオモシロ風景をお届けします。(全3回)

京都におけるデザイナーズカフェの先駆け的存在「efish」。そんなオシャレなカフェの近くに大きな榎の木がそびえたっています。そのたもとには「源融 河原院跡」という駒札。

源融は源氏物語のイケメン主人公・光源氏のモデルとなった平安時代の人物。彼が隠棲したといわれるのが「河原院」という邸宅で、この近辺にあったのではないか?という説があるんです。

源融の没後は、宇多上皇の御所になったそうですが、「ここは私の家なんですけど~」と源融が化けて出た、そんな説話も残っています。そんなこと言われても困っちゃいますよね。

で、この大きな榎は邸宅内にあった「籬(まがき)の森」の名残といわれているんです。森は鴨川の氾濫で埋没。生き残った榎がこの大榎なんです。木の裏手には「榎大明神」がまつられているんですが、建物の入口に鳥居を取り込んだような建築で、デザインチックな祠となっています。

中にはお稲荷さん。このお稲荷さんも河原院の邸宅内にあったといわれています。祀られている丸太はエノキでしょうね。

この祠の横の道を行くと、角っこにも小さな祠があります。ここに祀られたお地蔵さんは「角倉地蔵」とも呼ばれていたそうです。高瀬川を開削した角倉了以親子にちなんだお地蔵さまなのかもしれませんね。

【京のこたび番外編 渉成園周辺編(全3回)】
vol1 鴨川のそばに釣鐘とネコ!?
vol2 建物と鳥居が一体型!?
vol3 橋もいろいろあるようで
※掲載情報は2016年5-6月取材時のものです

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