下鴨「ど根性松」と新年のご挨拶

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
京都いいとこマップの2022年1・2月号はご覧いただけましたか?

寅年にふさわしいスポットはもちろん、工場直売所をテーマに京都グルメをご案内しています。ユニークな品をご紹介していますのでぜひご覧くださいね。

さて、2022年のお正月、下鴨神社の近くを通りかかったスタッフ。叡山電車の出町柳駅からまっすぐ下鴨神社方面へ向かう途中にわたるのは、高野川に架かる河合橋。河合橋は現在工事中なのですが、河合橋には密かに気になり続けている松の木がありました。

下の写真は昨年の夏ごろに撮影。河合橋を下から見上げた状態です。1本の松の木が橋のすき間からニョキッと生えているのがお分かりいただけますでしょうか。

そして下の写真は、2014年の京都いいとこブログに掲載した時の写真です。

橋のわずかな隙間から生えるそのパワーに感嘆し、記事では京都珍百景と勝手に名付けてご紹介していました。

以来、河合橋を通るたび、松の木を覗き見ていたスタッフ。橋の工事が始まってからもその所在をずっと心配していたのですが、今年のはじめにこんな看板を発見。

「ど根性松」って言うんですね!
若くて細い木だと思っていたので「松の木の赤ちゃん」と勝手に呼んでいたんですが、思いのほか骨太なネーミングにまず驚きました。確かに石橋のすき間から重力に負けることなく生えていたので、根性ありますよね。

移植先へ見に行くと、フェンスで守られていた「ど根性松」さん。

樹木医などの専門家の意見を聞いて移植地は決定されたそうです。きちんと根を張れるのか、まだまだこれからなのかもしれませんがひとまず無事を確認できて安心しました。

「ど根性松」が下鴨の新たなシンボルとしてしっかり育っていきますように。
新年最初の願い事です。

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