冬のお寿司といえば「蒸し寿司」。11月~3月くらいにかけて
京都のお寿司屋さんで提供される期間限定の味わいです。
関西発祥のお寿司らしいですね。
寺町通の「末廣」は天保年間(1830~1843)に煮売り屋として創業。
明治時代頃から京寿司にも力を入れ宮内庁御用達もつとめられました。
一保堂茶舗のななめむかいにあります。
末廣のむしずしは、待ち遠しい春を思わせる彩り。
錦糸卵の下には刻まれた焼きアナゴ。
「熱いので気を付けて」とおばちゃん。確かに熱々で、ふうふうしながら頂きました。
蒸してるからでしょうか。やさしい味わいで、具もふっくらしており
体調のよくないときにも良さそうです。
蒸し寿司(並)は一般的な胃袋の人なら量は少なめ。
京都でいろいろ食べ歩きたいんだって時のランチにもぴったりかもしれません。