京都の餡文化を支える老舗のあんこ専門店

「生あん」というものをご存知ですか?
生クリーム入りのあんぱん?
半生のあんこ?

「生あん」。それは砂糖などで甘みをつけていない、こしあんになる前の状態のものを指します。

上写真手前の、薄紫の粉状のものが「生あん」です。これに水と砂糖を加え火にかけて「おいしゅうなあれ、おいしゅうなあれ」(by朝ドラ「カムカムエヴリバディ)と唱えながら炊くと、おいしい「あんこ」になるんです。

株式会社 山梨製餡」さんは、様々な店舗の要望に応じて「生あん」をつくる老舗のあんこ専門店。あんこづくりに欠かせないのは「水」。京都のおいしい地下水が老舗の味を支えています。

工房兼直売所があるのは地下鉄東山駅から徒歩1分。東山三条交差点の1本北側の通りを東へ入ったところにあるんですよ。岡崎エリアの散策拠点ともなる東山駅界隈に来たことがあっても、山梨製餡のある路地には気づいていない…なんて人も多いのではないでしょうか?

「株式会社 山梨製餡」さんの商品は、オンラインショップや店頭で一般の人も購入できます。「生あん」で自分好みのあんこをつくるもよし。味の付いた「こしあん」「つぶあん」、ようかんやもなかで老舗の味を堪能するもよし。

まだまだ寒い季節、栄養満点の老舗のあんこで、身も心も温まるひと時をお過ごしください。

●株式会社 山梨製餡は京都いいとこマップ(2022年1・2月号)でご紹介しています
https://kyoto.graphic.co.jp/library/

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