京都大学そばの吉田神社に背を向けて鴨川方面へまっすぐ進んだところ。大きな白い暖簾が目印の食事処です。
お手製のおしゃれな割烹着が素敵なご店主。上級麹士の資格を有し、その知識や技を生かした食事をつくり、麹にまつわる料理教室を開かれています。
こちらは「お福のおいなりさん」。お揚げでくるくるっとまかれたおいなりさん。関西では珍しい形状かもしれませんね。テイクアウトは10個・28個(箱入り)の用意があり、イートインでは4個セットが注文できます。
ピンク色のごはんは黒千石大豆と一緒に炊くことで染まった自然の色み。いずれも麹酢などで味付けし、暑い時期でも食べやすいさっぱり感です。店主の出身地である九州のお揚げもやみつきになるモチモチ感ですよ。
夏休み、家族で集まる時や宿泊先のホテルなどで、もちもちのおいなりさんをつまみませんか?お酒にもお茶にも合うお味です。酢飯が小ぶりなので通常の食欲の方なら女性でも一人で10個はぺろっといけると思います。
イートインでは具沢山の豚汁が付く「お福の麹ごはん」もおすすめ。発酵調味料で仕込んだおかずが10種ほど楽しめます。「お福の麹弁当」としてテイクアウトすることも可能です(テイクアウトの場合豚汁はつきません)。旬の食材を使うので季節折々、味わいたくなるごはんですよ。
◎「ごはんやお福」の情報は京都いいとこマップ夏号へ(2022)