京都いいとこマップ(2017年3・4月号)京のこたび「大原野」編で、誌面に少ししか掲載しきれなかったものをど~んとご紹介します。京都ツウになれる情報かも!(全3回)
洛西の「大原野神社」境内にある茶店「春日乃茶屋」。取材で訪問した際、オーナーの息子さんがここで「和とフレンチが融合したような(オーナー談)お蕎麦屋さん」をオープンするという情報を入手!いったいどんなお蕎麦なのか…。月に一度、春日乃茶屋内にてお蕎麦を振る舞っていると聞き、早速おじゃましました。
お店の名前は「そば切り こごろ」。ざるそばの単品もありましたが、せっかくなので「旬の食材でつくる前菜のセット」というコースメニューを注文。
まずは春キャベツと菜の花。間にサンドしているのはチーズに白味噌などを和えたもの。シャキシャキとした野菜にチーズが合う!これはお酒にも合う一品。器が野菜のきれいな色を引き立てていますね。
つづいて、豆腐のソースでいただく野菜たち。盛り付けが美しいです。葉たまねぎの甘いこと。
鴨と茄子のワサビ添え。3枚目だけ茄子がありません。1枚はワサビで、2枚目は茄子と、3枚目はワサビも添えて。そんな3パターンを楽しみました。茄子の甘みが鴨とよく合います。
そして最後にお蕎麦の登場です。おつゆも出されますが、まずは塩でどうぞとのこと。蕎麦湯もとろみがあってよかったです。ちなみに私、蕎麦湯は蕎麦湯のまま飲む派です!
外は大原野神社の境内。目の前に池がありまして、紅葉、桜、スイレンなど、四季折々の風情が楽しめます。そんな中、こんなふうに旬野菜や手打ち蕎麦が味わえる…最高ですね!
これから店舗改装の工事も始まるとのことなので、まだどうなるかわかりませんが、こんな食事が楽しめるお店が大原野に誕生する日が待ち遠しいですね。ちなみに、よもぎ団子が名物の「春日乃茶屋」とは併設オープンという形になるようです。茶屋のよもぎ団子も、地元産のヨモギを作った手づくりの団子でおすすめです。
ともあれ続報に期待!です!!
※月イチのお店は3月で終了。2017年の9月オープンに向けて準備期間に入るとのことです。
※春日乃茶屋についてはこちら
【京のこたび番外編 大原野編(全3回)】
vol12017年秋にオープンする蕎麦屋のそばを食べてきました
vol2桜名所の京都洛西の地へ国宝の仏様に会いに
vol3大原野の桜2017開花状況
※掲載情報は2017年2-4月頃取材したものです