京都府八幡市と久御山をつなぐ名所「流れ橋」。
京都いいとこマップ春号は「久御山」特集ということで何度か取材に行ったのですが、まったく天気に恵まれませんでした。
正確にいうと天気予報は晴れなんです。周囲を見渡すと青空も見えている。なのに河川上空はどんより厚い雲!大河川が合流する地域なので、そういう雲を生み出す地形なのでしょうか。風も強く「寒かったなあ・・あの日」なんて記憶が写真を見ているとよみがえります。
とはいえ、流れ橋付近の久御山サイドの堤防上の道。気持ちいい場所なんですよ。川の反対側は城陽や久御山市街地なわけですが、京都を囲む山々に、農業地帯でもある久御山らしい田畑の風景。「あれって何山?比叡山?井手町の展望台のあるとこ?」「違いますよ。あれは…」なんて会話をカメラマンとしながら撮影。
流れ橋周辺は伝統的なお茶の栽培地であることでも有名な場所。桜が散っても、新茶を迎える季節。そんな風景を眺めながらのんびり歩くのもおすすめです。
この流れ橋から少し南へ行ったところに「珈琲処ぼん」という自家焙煎コーヒー店があります。徒歩なら堤防上から行けますよ。
元々精米所だった建物を改装。
なので店内には精米機が残っています。カウンターにはずらりとコーヒー豆。中学の頃からコーヒーが好きだったとういう店主がおいしくドリップしてくれます。
取材させていただいたのはモーニング!好きなトーストとドリンクが選べますので「じつはコーヒーが苦手」という人も安心。卵焼きとヨーグルト、サラダ付き。トーストは玄米を使ったパンなんです。同じ城陽にあるパン屋でつくられているもの。
この記事があがっている時点で、お店の事情によりモーニングとランチは当面休止中ですが、軽食にトーストを用意されているとのこと。隠れ家的、京の名カフェ。最新情報はお店のSNSでチェックしてぜひ出かけてみてくださいね。