栗のあんぱん仲間入り

京都いいとこマップ2022年秋号はパン特集!

その中でご紹介した「kurs」さんは世界文化遺産・二条城からも徒歩すぐの人気ベーカリー。取材時もパンドミを両手に抱えて帰っていくお母さんや「ここのクロワッサンは中毒性があるのよ」とお話くださったおねえさんなど、年齢・性別問わず、様々なお客さんが次々とご来店されていました。

京都いいとこマップがご紹介したのはあんぱんシリーズ。

右「kuroa」(つぶあん)、左「shiroa」(しろあん)、奥「koshian」

「kurs」さんのおとなりは老舗京菓子店「二條若狭屋」さんで、こちらの餡をパンに使用されています。パンと和菓子で餡を食べ比べるのも楽しいですよ。

二条若狭屋 本店

「パンに使う食材をよりおいしくしたい」を信条にしている「kurs」さん。ただパンに餡を挟むのではなく、つぶあんはパンドミのパンでバターやナッツと一緒にサンド。しろあんは練乳バターとサンド。こしあんはケシの実をちらしたヴィエノワで乳酸発酵した生クリームと一緒にサンド…というように餡によって組み合わせる食材やパンの種類を変えています。

シャテーニュとマロン

そしてこの秋「栗あん」を使ったパン「シャテーニュ」が登場しました。ごまやカボチャの種、雑穀などを混ぜ込んだセレアルというパンで餡とバター、塩をサンド。ひんやりと冷やされた状態なんですが、歯切れもよく、食べるごとに食欲がわきたつような栗あんぱんになっています。餡の量もぎっちりで食べ応えがあるのに、一気にたいらげてしまいました。ちなみに奥のパンは「マロン」。栗と黒糖のパンです。

こんなふうに季節を感じるパンも登場する「kurs」さん。休日などは行列ができることもしばしば。早めの時間帯に行ったほうが種類は豊富です。

●京都いいとこマップ2022年秋号を読む

https://kyoto.graphic.co.jp/library/

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