東京のメディア関係者など「行きましたか?」と聞かれることが増えた「嵐山祐斎亭」。リフレクションの景色が人気急上昇中の嵐山の新スポットです。
場所は渡月橋を背に大堰川の右岸を上流方面へ。
看板があるので、そこの石段をのぼっていきます。
「嵐山祐斎亭」は築150年にもなる建造物。元は料理旅館で川端康成が小説を執筆した場所なんだとか。現在は染色作家・奥田祐斎氏の染色アートギャラリーとなり、一般見学も可能なスポットです。
2021年の11/13~12/5は紅葉シーズンとして8時~21時まで開館。通常は抹茶・茶菓子の無料サービス付きですが、紅葉シーズンはつかないようです。
●川端康成の部屋
玄関で受付を済ませて靴をぬぎ、左に曲がったところにある部屋は、川端康成が宿泊した部屋になるそうです。テーブルを使ったリフレクションも楽しめます。
●丸窓の部屋
嵐山祐斎亭を象徴するお部屋かもしれませんね。
こちらもリフレクションが楽しめます。
●絶景テラス
テラスに長テーブルが置かれています。室内は染色アートギャラリー。染色工房の雰囲気も味わえます。
●夢の水鏡
絶景テラスから少し階段を降りたところにあります。
用意されている筆で水面に触れれば波紋が広がり、映り込む景色が揺らぎます。
筆で水滴を落としてみたり、じぐざぐと水面を撫でてみたり、どんな波紋を描くかによって景色が変わっていく水鏡。まさに一期一会のアートですね。
このほかにも、茶室や廊下、化粧室などで、祐斎氏の作品や染色に使う道具、工芸品、茶道具などが鑑賞できます。木々のすき間から見える大堰川をゆるりと進む船が見えるときも。
コンパクトながら見どころ多数のアートギャラリー。紅葉もまだまだこれからの様子でした。なお、嵐山祐斎亭の見学予約は公式HPから可能です。
▽京都いいとこマップを読む
https://kyoto.graphic.co.jp/library/
▽京都の紅葉レポート
https://kyoto.graphic.co.jp/blog/archives/category/flower/kouyou