12月、錦市場を歩くと、いろんな「京都の正月」が見付かりますよ。
(写真左)錦市場の店に「棒だら」が並ぶと、年の瀬・正月!という感じがします。買い求めている人もけっこうみかけました。ちなみに、編集スタッフのお盆兄さん家では、お風呂の浴槽で棒だらを戻すらしく、その間、人間はシャワーでお風呂を済ますそうです。
(写真右)錦平野さんのお店前には、おせち料理のサンプルが。思わず足を止めてしまいました。
(写真左)海老芋です。いもぼうも好きですし、いけまさ亭の「海老芋饅頭のあんかけ」も大好物です!
(写真右)くわいです。その形、また地中でよく増えることから、「子孫繁栄」「芽が出る」という意味の縁起物として京都の正月料理には欠かせません。3種の神器の「勾玉」を表しているとも。
(写真左)金時にんじん。赤みがあるのでさし色にぴったりの京野菜。
(写真右)祝鯛です。「にらみ鯛」といって、正月の三が日は箸をつけません。京都特有の正月の習慣だとか。でもウェブスタッフのY澤家では元日が終わると食べちゃうとか!写真はいつも活気あふれる魚力さん。
(写真左)麩嘉さんの生麩饅頭じゃないか~とお思いかもですが、中身は黒豆のこしあん。季節限定の生麩饅頭です。黒豆も正月って感じがします。
(写真右)こちらは黒豆そのものです。錦を歩いていると黒豆といった豆類も多く見かけます。「まめ」は元来、健康や丈夫を意味するそうです。おせち料理の意味っておもしろいですね。
(写真左)錦もちつき屋さんの白味噌雑煮。写真は店頭のサンプル。京都の正月はやっぱり白味噌雑煮。お餅は丸餅。
(写真右)年末、店の人がずらっと並んでひたすらダシ巻きを焼いている光景は、テレビのニュースでおなじみ。写真は田中鶏卵の1串だしまき。食べ歩きできます。
正月に向けて何かと忙しい12月。今のうちに正月準備をしておこうという方は、京都の錦市場にも立ち寄ってみてください^^ 京都の正月・年末ムードが楽しめます!
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