錦市場のある錦小路が開かれたのは延暦年間(782~805年)のこと。豊富な地下水がわいていたことから魚や鳥肉の市場として栄えはじめ、江戸時代の頃には本格的な魚市場として歩みはじめました。現在は細い通りの両側に多彩な商店が軒を連ねています。朱、緑、黄色が印象的なアーケードは平成5年に完成。「京の台所」として国内外問わず観光客にも人気の錦。食べ歩きも楽しみのひとつで、そのジャンルもスイーツ、焼き魚、だしまき卵などユニークです。
- 朱、緑、黄色が印象的なアーケードは平成5年に完成。
- とうふ店「こんなもんじゃ」の人気商品『豆乳ドーナツ』が揚がる瞬間。
- 野菜選びを「川政」にて。野菜の調理方法も教えていただけます。
- 錦市場の寺町通側には「錦天満宮」が鎮座。買い物帰りに参拝しましょう。
- 「湯波吉」の生湯葉は店の奥の工房でつくられています。鍋には乾湯葉が便利とのこと。
- 「麩房老舗」の『鳥入り麩(小)』は鳥ミンチを生麩で包んだもの。店先に並ぶのは3月いっぱいまで。
- 「こんなもんじゃ」では店長一押しの『京揚げ』、鍋でも崩れにくい『鍋とうふ』、冬季限定商品『京のお鍋さん酒粕汁』をチョイス。
八百屋の「川政」では鷹峯葱と呼ばれる太葱と金時人参、京壬生菜、水菜を。「麩房老舗」では鍋に便利な『鳥入り麩(小)』『粟麩』『花麩(冬季は梅)』を。湯葉は「湯葉吉」の女将さんにおすすめいただいた『大原木ゆば』という昆布で結ばれている乾湯葉を揃えました。いずれの店舗も商品の地方発送が可能です。
※各店舗・食材についてはページ最下部参照
- 京都名物を取り入れつつ、錦のアーケードをイメージしました。名づけて「京都三昧・錦鍋」。
- 「もちっ ふわっ しゃきっ」 色どり豊かな京食材がぐつぐつ踊る…動画でどうぞ。
- 野菜がしゃきしゃきして青臭くない。
- 豆乳の中に酒粕の風味をきちんと感じる。まろやか。
- 酒かすが苦手な人でも食べられる。
- お揚げが油っぽくなくてあっさり。
- とうふがやわらかいのにしっかりしている。
- 湯葉がすごくジューシー!
- 鳥ひき肉の入った生麩、味がしっかりしている。