【京のこたび番外編(vol.3/全3回)】レンタサイクルで流れ橋へ行こう

京都いいとこマップ(2016年9・10月号)京のこたび「八幡市」編で、誌面掲載しきれなかったスポットをご紹介。オモシロ風景や八幡市グルメをお届けします。(全3回)

八幡市の散策に便利な「レンタサイクル」!男山周辺の散策にも使えますが、木津川沿いに整備されている「サイクリングロード」を走り、時代劇の撮影地と有名な「流れ橋」まで足をのばしてみてはいかがでしょうか。

自転車は京阪電車「八幡市」駅改札すぐそばにある「観光案内所」にて受付。黄色い自転車を借りていざ木津川沿いへ。駅から木津川沿いはわりとすぐです。流れ橋までコンビニなど立ち寄りにくいのでドリンク類は案内所周辺で買っておきましょう!

京阪電車の鉄橋。

これがなにかと絵になります。

基本的にはこんな眺めが続きます。鉄橋のあるほうが案内所側。鉄橋を背に進んでいけば、流れ橋にたどり着きます。

すいすい~。

流れ橋まではだいたい30分みておくと…というところでしょうか。橋が近づくと茶畑が現れます。山間部で栽培されるお茶を「山茶」。それに対し、水辺の砂地で栽培するお茶を「浜茶」と呼ぶそうです。八幡市では「てん茶」(抹茶の原料)をつくっているんですよ。八幡市がお茶の産地であること、知らない人が多いかもしれません。先日紹介した「やわた走井餅老舗」の茶店では、八幡産のお茶を提供されています。ご来店の際は、この茶畑のことも思い出してくださいね。

さあ、流れ橋に到着です!

流れ橋は、正式名を「上津屋(こうづや)橋」といいます。全長356.5m。川が増水した祭、橋板や橋桁が流れ出す仕組みでつくられてきました。それは、川の増水時に、堤防の決壊や橋が流れることでの被害を最小限に食い止めるため。しかしここ数年、さすがに流され過ぎた…それはそれで損害があるので話合いを重ねた結果、橋の構造を一部強化するかたちで今年改築されました。

橋の上を自転車で行きたい時は、自転車を降りて歩きましょう。橋の向こうは久世郡久御山町。

橋のたもとに立つこの石碑は俳優の故・藤田まことさん寄贈。はぐれ刑事、必殺仕事人…好きだったなー…

さて、ここからまた引き返す前に、流れ橋のそばにある「四季彩館」に立ち寄ります。ここは八幡市の特産品の直売所や、ビュッフェ式食堂などが揃う施設。ランチもできますし、小腹を満たすことも、おみやげを買うこともできるんです。お手洗いもあるので済ませておくといいでしょう。ソフトクリームもあるみたい。

ちなみに自転車は四季彩館で返却することもできます。レンタサイクルの詳細はこちらのページの最下部へ!

【京のこたび番外編 八幡市編(全3回)】
vol1男山ケーブルの撮影ロケ地はここ!
vol2 八幡市のうまいもん10選
vol3 レンタサイクルで流れ橋へ行こう
※掲載情報は2016年7-8月取材時のものです

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