京都いいとこマップ(2016年9・10月号)京のこたび「八幡市」編で、誌面掲載しきれなかったスポットをご紹介。オモシロ風景や八幡市グルメをお届けします。(全3回)
誌面で紹介した以外にも、八幡市にはおいしいものがいっぱい!誌面には載せきれず、地図上に名前を置いただけ…というところもありました。今回のブログで一挙ご紹介しましょう。
【1 朝日屋の棒寿司】
場所は八幡市駅前。創業100年を超える「朝日屋」さん。名物料理は、鯖の棒寿司。いわゆる「鯖寿司」です。単品注文もできるんですよ。八幡市の郷土料理「八幡巻」(ゴボウを鰻などで巻いたもの)も要予約でいただけます!米は八幡産、野菜も八幡や近隣の地野菜を多く使用。
※お味噌汁はサービスでいただきました
【2 カフェキャンドルのサンドイッチ】
八幡市駅の八幡市観光案内所の向かいにある喫茶店。元々は江戸後期から大正時代頃まで鳥料理店が営まれ、その後煙草屋になり、1972年喫茶店となりました。玉子サンドは半熟でとろとろ。八幡市産の竹の子を使った、竹の子サンドもあるようです。竹の子シーズンには季節限定のお弁当も…!?
【3 和菓子のみささ堂】
男山のふもとにある相槌神社のななめむかいに「みささ堂」という昔ながらの和菓子屋さんがあります。三色だんごや六方焼など素朴なお菓子が並んでいます。石畳の道、素朴な和菓子をほおばりながら歩きたいものです。旗が目印。
【4 じばん宗】
現当主は7代目。名物は三角の形をした「ういろ」。歯切れ・舌触りが違うと絶賛の声をいくつか聞き、一度食べてみたいと訪問。午前中で売り切れると聞いて、10時台にお店へ行くとすでに売切れ&ほかのお菓子も品薄…。予約したほうが無難かも。
【5 小谷食堂】
じばん宗の近くで街道沿いにある食堂。テレビの取材もあるようです。カレーうどんならぬ、カレー中華が有名。編集部の某上司もお気に入りの一品のよう。
【6 都飯店の四川ラーメン】
八幡市出身のスタッフが里帰りすると食べに行くという都飯店。昼時を過ぎても次々と人がやってきます。地元民やサラリーマンたちの支持があついんですね。四川ラーメンが一番人気のようです。スタッフも店のことを「四川ラーメン」と呼んでいました。※写真は「都ラーメン」
【7 吉兆 松花堂店の松花堂弁当】
八幡で情緒あふれる日本庭園を見るなら「松花堂庭園」がおすすめ。その敷地内にある「吉兆」の名物は、松花堂弁当といえます。というのも、松花堂弁当は、そもそも江戸時代の僧で文化人だった松花堂昭乗愛用の四つ切の箱にヒントを得た吉兆創業者が考案。松花堂昭乗が晩年を過ごした草庵「松花堂」が園内に移設されている「松花堂庭園」のそばで、昭乗ゆかりの松花堂弁当を食す…というじつに文化的な時間が過ごせます。
【8 リーブル】
らくがき寺の近くにあるパン屋さん。地元の人にはとても馴染みのあるお店のようです。「昔ながらのパン屋さん」という響きに弱い方、ぜひ足を運んでみて。
【9 やわた走井餅老舗】
石清水八幡宮門前の名物餅。夏場はかき氷の上にもオンされます。走井餅のほかにも、季節折々の和菓子、わらび餅、チョコあられなど揃っています。お土産選びに立ち寄ってみては。歴史ある店の雰囲気も必見です。
【10 亀屋芳邦の石清水】
2016年秋の非公開文化財特別公開(10/28~11/7)の公開場所になっている「正法寺」のななめむかいにある和菓子屋さん。様々な和菓子がずらっと並んでおり、誌面では「源氏巻」という郷土銘菓をメインにご紹介しました。下写真の「石清水」は、散策中の糖分補給にもおすすめ。けっこう分厚いです。流れ橋の近くにある「四季彩館」でも販売されていましたよ。私はそこでいただきました。
【京のこたび番外編 八幡市編(全3回)】
vol1男山ケーブルの撮影ロケ地はここ!
vol2 八幡市のうまいもん10選
vol3 レンタサイクルで流れ橋へ行こう
※掲載情報は2016年7-8月取材時のものです