休み山 ー鷹山と布袋山ー

かつての災害で被災し、巡行に参加できていない山鉾のことを「休み山」「焼け山」などと呼びます。その「休み山」が宵山の期間中、難を逃れた御神体や懸装品を飾って公開することを「居祭」と呼び、昨年復活した大船鉾も長年この「居祭」を続けてきました。そして今もなお、「鷹山」(三条通室町西入ル)・「布袋山」(蛸薬師通新町東入ル)が「居祭」を行って復興を目指しています。

■鷹山
2026年までの復興を目指す鷹山。
後祭の曳山でしたが過去の大雨で懸装品を損傷。山鉾巡行に参加できず居祭を続けていました。
昨年には囃子方も復活し、宵山で披露しています。

御神体のひとりが犬をつれていることから犬のおみくじがありました。
3体の御神体のうち向かって右側の御神体だと思います。

売り子の女の子が売り上手だったので思わず。

■布袋山

江戸時代の大火で曳山を焼失。布袋尊と2童子を残すのみとなった布袋山。
今年は手織り寿司で有名な「アウーム」さんのとなりにて御朱印や粽を授与されています。

「アウーム」では食べる粽も用意されていたんですね。
予約でいっぱいだそうですが持ち帰りできるのかな???

祇園祭の宵山に出かける時は、「休み山」にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる