祇園祭は発祥の地「神泉苑」にもいってみよう

本日21日より後祭の宵山がはじまります。

復活してから年々にぎわいをみせている後祭宵山。屋台は出ないといわれていますが、京都芸術センターのエコ屋台村をはじめ、近隣店舗が独自で祇園祭限定メニューを店頭販売しているところもあります。搭乗できる山鉾もありますので、ぜひ後祭宵山もお楽しみください!

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後祭の山鉾マップ
後祭関連の交通規制情報

さて、佳境にせまってきた祇園祭ですが、その起源は、1100年以上前。今の「神泉苑」で「御霊会(ごりょうえ)」という疫病退散の儀式を行ったことが祇園祭のはじまりと伝わります。神泉苑は御池通り沿いにあるお寺ですが、当時は天皇の禁苑(庭)でした。皇室の庭では、こういった国家的な儀式も執り行われていたんですね。

そんなゆかりもあって、神泉苑では24日、祇園祭のお神輿がやってきます(19時頃)。24日は後祭の山鉾巡行が行われ、その夕刻に神輿渡御(還幸祭)が行われる日。神輿渡御は、八坂神社の神様を遷した3基の神輿が、それぞれのルートを通って八坂神社に戻ります。そのうちの中御座の神輿が神泉苑にやってくるんです。境内では、小さな剣鉾(山鉾のルーツ)がまつられたり、よかろう太鼓の奉納(18:30頃)なども実施。

ちなみに神泉苑には、様々な種類の御朱印が用意されています。今の季節ならおすすめがこちら。御霊会の御朱印です。

神泉苑は「烏丸御池」駅から東西線で次の駅「二条城前」駅が最寄りです。後祭でにぎわう山鉾町とともに巡ってみてはいかがでしょうか。

神泉苑について

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