和のファーストフード おあげ寿司

京都南禅寺御用達、100年続く老舗のとうふ屋「服部食品」。
黒谷・真如堂の近くにあるお店で、その歴史感じる店構えから
ここのおとうふ食べてみたいなあ」とひそかに思い続けていました。
そんなある日。
白川通から銀閣寺方面へ歩いていたときに見つけた「京のおあげ屋」というお店。
服部1
「お稲荷さんのテイクアウトかな?」と思っていましたが、
じつは「おあげ寿司」という商品のお店でした。
そしてどうやら服部食品さんのお店のようで。
服部7
「おあげ寿司」は稲荷寿司と違い、ダシ醤油で味付けしたお揚げを鉄板で焼いてご飯を挟んだものです。
「和のファーストフード」とのこと。なるほど。
ご飯は、ごま、しょうが、カレーの3種。
カレーも非常に気になったんですが、ここはヘルシーに生姜を選択。
だって冷え性だもの(・_・)
服部4
「はいどうぞ。たれが落ちてくるかもしれんから気をつけてくださいね」
ふかふかでジューシーなお揚げに、ダシ醤油とご飯の旨みが合わさります。
服部3
店の前の椅子に座って食べていると
「お味はどうですか?」と店員のおじさん。
「おいしいです!お豆腐屋さんがしているお店なんですよね?」
「そうなんですよ。おあげはコメ油で揚げていてね、
近所の常連さんからは油抜きしなくてもおいしいって言われているんですよ。」
店前の看板にもありました。「国産こめ白絞油」というんですね。
服部8
ちなみに「豆乳」も試飲させていただきました。
服部5
甘みがあってとっても濃厚!
国産大豆の豆乳で成分無調整のものとのこと。
豆乳の栄養が細胞まで行き渡っていくような感覚でした。
そのほか、食べ歩きには「あげたてのお揚げ」「生まれたてのお豆腐」それぞれ薬味付き。
とうふ、お揚げ、如意いなり(大の字を写した縁起物)などお土産にできそうな商品もありました。
おあげ寿司をたべているのれん。かわいいです。
服部2
こばらがすいたときにパクッといきたい「おあげ寿司」。
哲学の道を歩きながら、食べている人を多く見かけることになりそうです。
若者からおじいちゃん、おばあちゃんにも喜ばれそうな「和のファーストフード」でした。

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