京都国立博物館のプロジェクションマッピング

2015年は”琳派誕生400年記念”!
その一環で昨日3月12日(木)から15日(日)までの日程で
京都国立博物館にて「21世紀の風神・雷神伝説」プロジェクションマッピングが行われています。

開場18時。京都国立博物館の煉瓦造の建物「明治古都館」がメイン舞台。
建物前には多くの人が集まっており、噴水の池越しにポジションをとりました。
中央の黒い影はロダンの考える人です。考える人と終始向かい合う形となりました。

「明治古都館」は明治28年10月竣工、30年5月開館。
宮内省内匠寮技師・片山東熊博士が設計した建物で重要文化財に指定されています。

上映前は雨粒がぽつぽつ。傘をさす人もチラホラ。
嫌な予感がしましたが、映像が始まるやいなや雨がぴたりとやみました。
「これは雷神風神さまの力…!?」と思わず感動。

近藤等則氏とアキーラ・サンライズ氏の音楽が響く中、
プロジェクションマッピング(約30分)の上映が始まりました。

大きく4シーンに分けて構成されていた「21世紀の風神・雷神伝説」。
映像やテクノロジー、狂言や笹岡隆甫氏の生け花などアートを取り入れたプロジェクションマッピングでした。

シーン2で登場したのが狂言「神鳴」の上演映像(もちろん音声も)。
場所は京都観世会館の能舞台。演じますは茂山逸平氏。
朝ドラなどにも出演されていたのでなじみのある方では?

そしてそのサイドで風神雷神が同じ動きをしているんですよ。

映像は、平成知新館の一部にも映し出されていました。
私の位置からは木で見えづらく。おそらく歌が表示されていました。

フィナーレで表現されたのは多くの人がきっと待ち焦がれている「春」。

開催期間:2015年3月12日(木)~15日(日)18:30~20:30
開催場所:京都国立博物館
入場無料(要予約)
http://www.tosa.media.kyoto-u.ac.jp/RIMPA400/index-jp.html
※現在全日程満員御礼とのこと。
ご希望の方はお問い合わせフォームをご利用くださいとのことです。
くわしくは上記サイトをご確認ください。

▼琳派とは?
https://kyoto.graphic.co.jp/blog/archives/19467

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