祇園祭の情報も掲載している京都いいとこマップ夏号はご覧いただけましたか?
夏号の表紙を見た会社のスタッフが「このお菓子、ええなあ」と言うので「お菓子じゃないんですよ」というと「え?!」とすごーく驚いた顔をしてくれました。そんな読者さんも多かったのではないでしょうか。
この抹茶のお菓子のようなもの。ほんものの抹茶でつくった「お香」なんです。このお香を開発されたのは宇治の「INCENSE KITCHEN(インセンスキッチン)」さん。世界文化遺産平等院のすぐそばにある「縣神社」さんでは制作体験教室を開かれています。
看板を目印に中へ入ると…
こんな和の空間としつらえの中で、先生に教わりながらお香をつくることができます。
使う材料は、宇治の製茶場から直接仕入れた新鮮な抹茶、つなぎ粉、水の3つだけ。
これらを練ったものを菓子作りに使用する特注木型に押し込むと…
私たちが作ったお香は、茶壷、あゆ、亀、もみじ、扇など。ほかにも、紫式部、うさぎ、りす、だるま、茶筅など様々な型が選べます。選ぶ形によって出来上がる個数も変わります。私たちは7種類も作ることができました!
この体験には専用の香炉がセットになるため道具を持っていないお香初心者の人でも安心。制作するお香は、直接火をつけるのではなく、ロウソクの火で温めるタイプ。抹茶の甘くて優しい香りにほっと寛ぐこと間違いなしです。
お茶のまち・宇治で「飲む」「食べる」以外のお茶体験。夏休みに親子で体験したり、海外のゲストをおもてなしするのにもぴったりの体験だと思います。ぜひ公式サイトや京都いいとこマップ夏号をチェックしてみてくださいね!