前祭では10日~13日頃、後祭では17~21日頃。
祇園祭の山鉾巡行に向けて「山鉾建て」が行われます。
背の高い鉾や曳山に関しては、横に倒した状態で組み立てたのちに、
クレーンやワイヤーウインチを使って、鉾を立たせます。
鉾が建つ瞬間というのは、「山鉾建て」見物の醍醐味のひとつといえます。
前祭では月鉾さんを見学しました。月鉾ではワイヤーを使います。
榊の周辺で関係者が神事を行ったのち、
音頭取りが扇子片手に山鉾の胴体部分にのって威勢よく掛け声。
この声に合わせて山鉾の前後に設置したウインチのハンドルを全速力で左右にうごかします。
人員は時折すばやく交代。これは重労働です。
後祭りでは、「北観音山」「南観音山」で見られる光景ですが
「南観音山」では綱を使いなんと人力で行うところが見どころ。
▼山鉾町マップ&祇園祭スケジュール表
https://kyoto.graphic.co.jp/pickup/season/2012/07/theme2/index.html