永楽屋本店で若手作家作品の展示販売スタート

佃煮と和菓子の「永楽屋」本店(四条河原町)の2階にある喫茶室。
パフェやぜんざい、かき氷など、こだわりの和甘味でいっぷくできる地元にも人気のお店で、
京都の伝統工芸を担う若い作家たちの作品が4月30日より展示販売されることになりました。

若い作家たちというのは、「伝統産業技術後継者育成研修」の研修修了生たちのこと。
伝統産業技術後継者育成研修とは、京都市産業技術研究所が実施している
伝統産業から先端産業に至る幅広い分野で優秀な技術者を育成する取組のこと。

初日のオープニングセレモニーには、
門川市長、京都市産業技術研究所・西本理事長、永楽屋 齋田社長、
そして9名の若手伝統工芸作家が出席。

染織・陶磁器・漆工を中心とした作品を見ながら談笑。

今回はセレモニー用の作品配置でしたが、
通常は本店喫茶室の壁面やテーブルなどに展示されるとのこと。
湯呑や友禅のがま口など、日常づかいできる作品も並びます。

たとえば…

▼浅井睦子作 「鳥フリーカップ」(¥2,600-)

▼加藤友理作 「欅色摺り箔押し小皿」(¥3,500-)

初回は11名の作家作品が集まっていますが、
作品・作家の入れ替わりもあるようなので、
足を運ぶたびに、新しい作品に出会えるかもしれませんね。

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