【京のこたび番外編(vol.1/全3回)】男山ケーブルの撮影ロケ地はここ!

京都いいとこマップ(2016年9・10月号)京のこたび「八幡市」編で、誌面掲載しきれなかったスポットをご紹介。オモシロ風景や八幡市グルメをお届けします。(全3回)

京都いいとこマップ(2016年9・10月号)の巻頭グラビアを飾った「男山ケーブル」。京阪本線「八幡市」駅の近くに乗り場があり、石清水八幡宮の境内が鎮座する男山山上へと約3分で運んでくれるケーブルカーです。

石清水八幡宮の参詣者のために作られたケーブルカーは、大正15年に営業をスタートするものの、戦時中に営業廃止。それから時をへて昭和28年、現在の京阪電車が男山ケーブルの敷設免許を申請。昭和30年から京阪電車による男山ケーブルの営業が始まりました。

京阪電車と同じ赤と黄色のツートーンカラーで、おもちゃのようなフォルムがかわいらしいですよね。

撮影地としてまず向かったのは、木津川沿いのサイクリングロード。ここからはケーブルカーの遠望を撮影。男山ケーブルは途中2つのトンネルをくぐるのですが、ちょうどトンネルとトンネルの間で、外に出てきたところを押さえることができます。ひょっこり現れてはゆるゆると動いて進む…本当のおもちゃみたいでした。

今度はもっと近くで撮ろうと、石清水八幡宮の一の鳥居へ。この鳥居のわきにある細い道を入り「神應寺」を目指します。

青もみじに覆われた「神應寺」参道。秋もきれいだろうなあ。

境内。「神應寺」の拝観は予約制なのでこの先には進まず左折。

「男山散策路」の看板が示す先へと進みます。すると…

きたーーー!!!(><)

もう少し散策路を進むと、ケーブルカーの鉄橋下に到着。・・男山にこんな渋いロケーションがあっただなんて!この秘境っぷりに胸がときめきます。でも蚊がいます。かゆいです。ちなみにこの鉄橋は、日本のケーブルカーの鉄橋の中で日本一の高さだそうです!

次は上から見てみようということで、こんな草道をかき分け小高い場所へと移動。途中、トレランしている人にも遭遇。

こんなふうにケーブルカーを上から激写!男山のトンネルを抜けて鉄橋を進むケーブルが見られるポイントです。乗客もこちらに気付いてくれたので手を振り合いました。写真奥のほうが男山山上です。蚊がいます。かゆいです。

なお、男山ケーブル乗車時の鉄橋通過中、車内からはこんな景色が見られます。木津川、背割堤が見えますね。

「神應寺」のすぐそばには、「厄除け不動」と信仰されている「杉山谷不動尊」。

季節柄、蚊が多くて、ざっと10カ所は噛まれたんですが(- -)、マイナスイオンたっぷりの清々しい場所、来てよかったと思いました。かゆかったけど後悔はありません!そういう意味では、これからの秋シーズンのほうがおすすめの場所かもしれませんね。「男山ケーブル」、歩くだけでなく、ぜひ色んなロケーションからも眺めてみてくださいね。

【京のこたび番外編 八幡市編(全3回)】
vol1 男山ケーブルの撮影ロケ地はここ!
vol2 八幡市のうまいもん10選
vol3 レンタサイクルで流れ橋へ行こう
※掲載情報は2016年7-8月取材時のものです

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