一方通行や交通規制…祇園祭で気を付けたいこと

祇園祭の宵山・山鉾巡行の日が近づいてきました。

今年は巡行が日曜にあたることから、多くのお客さんがやってくると思われます。何度も行っている方は問題ないと思いますが、祇園祭初めて!もしくは祇園祭見にかないけど、開催区域に行く用事はある…そんな方にお伝えしたい「祇園祭で気を付けたいこと」をまとめました。


・車で近づいてはなりません
宵山の夜、小川通六角あたりに突っ込んできてしまった他府県ナンバーの車に遭遇したことがあります。運転手の男性は「車を止める場所もないし、どこからどう行けば道を抜けられるのかも分からない!」と通行止めの案内板を持つ係の青年にキレていました。「この車どこから入ったんだろう…」という疑問もありましたが、祇園祭会場に近づくのは無謀です。規制区域となった町内は土地勘がないと迷宮のように感じるかもしれません。周囲の歩行者からは白い眼で見られるでしょうし、なにより自身の苛立ちが募るばかりで楽しくないですね。車でお越しの場合は≪パーク&ライド≫が賢い選択です。

・自転車、四方の中に入るべからず
山鉾巡行(17日と24日)で山鉾は御池通・河原町通・四条通・新町通をメインに巡行します。四方を山鉾が行きかっている最中、交通規制MAX状態で、どう抜けていいのか分からず戸惑っている自転車の人に新町通で出くわしたことがあります。急ぎの用があるなら、御池通・河原町通・四条通・新町通に囲まれた内部には自転車で入らない方が無難です。

・祇園祭は巡行と宵山だけではないと心得よ
宵山でも巡行でもないのに、駅が大混雑してて大変だった!なんていう京阪電車ユーザーの話を聞いたことがあります。どうやらその日は「神輿洗式」の日。祇園祭の大事な神事のひとつで、四条大橋上で行われるんですね。おかげで最寄り駅の「祇園四条駅」へ行きつくのに大変だったようです。祇園祭は7月1日~31日の間、ほぼ毎日何かしらの行事が行われます。その中には交通規制が行われたり、見学客が多く訪れたりするものもあります。時間に余裕のない方は、行事情報をチェックして、時間に余裕をもってお出かけするのがベターかと思います。

・宵山の歩行者天国は一方通行
7/15~16の夕刻からは四条烏丸周辺を中心に町は「歩行者天国」になります。そして混雑緩和のため「一方通行」が行われます。一方通行は、その時の状況に応じて関係各所が協議の上決定しているそうです。とくに今年は宵山の日取りが金曜日と土曜日。例年以上の人手が想像されますので、一方通行規制はほぼ確実に実施されることでしょう。室町通と新町通の一方通行はほぼ確実と思いますが、ほかの通りも状況に応じて一方通行になります。東西(ヨコ)の通りに一方通行が発生する時は、室町通が軸になって一方通行が敷かれるはず。そうなると、烏丸通から侵入することのできないヨコの通りが発生します。行きたい山鉾への道が遠回りになることもあると思います。町内にあるお店に予約などしているのであれば、なかなか辿りつけない時もあるかもしれません。行ってみないと一方通行の向きがどうなっているかは正直わかりませんが、とりあえず「一方通行があるかも」という心づもりだけしてもらえたらと思います。下図は去年の一方通行です。ご参考まで。


≪祇園祭の交通情報≫

▼道路の交通規制 一覧
http://www.pref.kyoto.jp/fukei/kotu/kisei_k/rinji_kisei/

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