「ちまきって八坂神社で買えるの?」
「ちまきって通販できるの?」
そんなお問い合わせをいただくこともしばしば。
もちろん、ここでいう「ちまき」は「食べるちまき」ではなく「祇園祭の護符」としてのちまき。
祇園祭では「ちまき」を買い、家の門口に1年間吊るしておくのが京都なのです。
そんな「ちまき」も最近は色々あります。
※2010年7月号いいとこマップより転載
ノーマルちまき、車に取り付けられる吸盤付きのミニタイプちまき、
そして食べられる粽として黒主山が販売しているちまき(中は黒糖風味の生麩)。
さらに~
携帯ストラップ版ちまき(写真は浄妙山)!
家に車に携帯に、そして胃袋に(笑)!ちまき4変化をお楽しみください。
「占出山」でちまきの土鈴を発見。これで「ちまき五変化」に(・∀・)
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☆ちまきの購入場所は?
各山鉾町です。長刀鉾には長刀鉾の、菊水鉾には菊水鉾の、芦刈山には芦刈山のちまきがあります。
※食べられる粽は黒主山、吸盤ミニちまきは岩戸山です。
※各山鉾の場所は山鉾町マップで確認!各山鉾の近くに行けば、なんとなく分かりますよ(^^)
☆ちまきはいつ買える?
基本は7月14日~16日の宵山です。
12・13日に曳き初めを行う山鉾では先行して販売されている場所もあります。
☆ちまきに違いがあるの?
シンプルなものが多い中、「あしらい」に工夫されているところがあります。
花をつけたり、西陣織のハギレを巻いたり、小判が付いたり…各山鉾の特徴を「ちまき」に表現されていて面白いです。
ちなみに、いいとこ編集部の某先輩は「芦刈山」のちまきファンでした♪
☆ちまきは一年経ったらどうする?
お守りを返すように、神社へ返しましょう。
八坂神社じゃなくても、近所の神社でもOK。山鉾町にちまき返納箱を設置しているところも時々あります。
☆ちまきの意味は?
基本的には「疫病災難」除けのお守りですが、山鉾によってご利益がプラスされることも。
(例)芦刈山:夫婦和合・縁結び、鯉山:出世開運、郭巨山:金運招福、船鉾/占出山:安産
霰天神山:雷除け・火除け、橋弁慶山:心身強健などなど
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