2012年の祇園祭。ひときわ大きな話題を呼んでいるのが「大船鉾」にまつわるニュースです。
※画像は京都いいとこマップ7・8月号P18の記事を転載。こちらから読めます。
くわしく知らない人にとっては「???」かもなのでちょっと簡単に解説したいなと思います~。
☆山鉾を守る各町の人々
現在巡行に参加している山鉾は32基。
この山鉾はこの町が出すと決まっていて、各町の人々によってそれぞれの山鉾が受け継がれています。
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☆山鉾を襲う災厄
火災や戦争などで、山鉾はしばしば被害を被ってきました。
被害が大きく、山鉾を失う町もありました
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☆その都度、復活!
失っても、町衆の努力で、山鉾は幾度と再興してきました。
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☆しかし…
現在に至るまで、復活が叶っていない山鉾もあります。
これを「休み山」(もしくは焼け山)といいます。
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☆復活までは居祭を!
山鉾がないので山鉾巡行には参加できない。
でも、残っている懸送品(山鉾の装飾品)や御神体がある。
それを宵山期間、展示する。これを居祭と呼びます。
そういった中、山鉾巡行復興への兆しが見えてきたのが大船鉾です。
今年は17日の山鉾巡行にて「唐櫃巡行」というものを行い、33番目を歩きます。
ほかの休み山「鷹山」「布袋山」も居祭を行い、復興を目指しています。
祇園祭の宵山では、休み山にもご注目を。
そして完全復興へ勢いをつけている大船鉾にもぜひ立ち寄ってみてくださいね。
☆大船鉾の場所はどこ?
https://kyoto.graphic.co.jp/pickup/season/2012/07/theme2/index.html
☆祇園祭Q&A
https://kyoto.graphic.co.jp/pickup/season/2012/07/theme1/index.html
☆大船鉾について
https://kyoto.graphic.co.jp/blog/archives/5303