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「京都の和菓子」一覧

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千石おはぎ


もうすぐ秋のお彼岸ですね(2018年は9月20日~26日)。あんこ大好きスタッフとしては、おはぎが楽しみなんですよね。先日、通りかかったお店でもおはぎをいただいてしまいました。

京都府南部の木津川市。国道163号沿いにある「千石おはぎ」。お団子や焼きもちもおいしそうでしたが、3種類のおはぎのうち、きなこと青のりを選択。青のりは高知県四万十川のもので、きなこは自社ブレンドしているとのこと。どちらも風味豊か!甘さもほどよく、すぐに食べきってしまいました。

みな月の季節です


1年の半分が過ぎた6月30日、半年の穢れを払い、残りの半年を無事に過ごせるように祈る「夏越祓」。この時にいただく和菓子が「みな月」です。

かつて旧暦の6月1日は氷の節句と呼ばれ、宮中では、冬のうちに氷室という場所に蓄えていた氷を取り寄せ、口に含んで暑気払いをしていました。

当時は氷が貴重品だった時代です。庶民にとって、簡単に手に入るものではありません。そこで庶民は、氷室の氷を模した菓子をつくり、暑気払いとしました。この菓子が「みな月」の起源といわれています。

「みな月」ファンが多いためか、6月を過ぎても販売される和菓子屋さんを多々見かけます。7月の祇園祭の際に販売されているお店を見かけましたら、ほんのり甘い「みな月」を味わってみてはいかがでしょうか。

さて、今年編集部でいただいた「みな月」は、烏丸丸太町にある嘉永元年創業の「亀屋廣和」製のみな月です。

もっちりと柔らかく、甘さ控えめの水無月は、黒糖と白の2タイプ。邪気払いの意味をもつ小豆も良い塩梅。

じつは「亀屋廣和」さん。今年の7月末でお店を閉められます。烏丸丸太町付近と言えば「甘楽花子」さんや「植村義次」さんなどの有名店があった地域。またひとつ和菓子の店が幕を閉じると思うと、やはり寂しいものがありますね。

今の時期はみな月のほか、涼やかな和菓子が揃っていました。今の内に京都の老舗の味を楽しまれてはいかがでしょうか。

京の和菓子屋が長年かけて開発、やさしい和プリン


京都西院の和菓子屋・養老軒さん。おいしくて楽しい創作大福が人気の和菓子屋さんですが、2018年4月に新商品を発売されました!

今度はどんな大福だろうと思いきや、新作は「プリン」とのこと。8年の構想を経て誕生したという『豆まめぷりん』と『抹茶ぷりん』です!

『豆まめぷりん』は、京都の老舗とうふ店の豆乳と、養老軒特製の白あんをコラボレーション。底には大きな丹波黒豆が入っています。

そして『抹茶ぷりん』は、宇治の名店・伊藤久右衛門の抹茶を北海道産生クリームと混ぜ合わせ、濃厚かつクリーミーな味に仕立てたプリン。こちらの底には丹波大納言小豆が入っています。

ふつう「プリン」といえば卵を使うイメージですが、養老軒さんのプリンは和菓子屋らしく「寒天」を使用。

そんなわけで、さっそく編集部でも試食させていただきました!スタッフたちには、豆乳プリンと抹茶プリンであることだけを伝え、「ほかに何の素材入っているのか」という詳細をあえて知らせずに食べてもらいました。その実食感想がこちらです!(30~50代男女)

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★豆まめプリン
・あっさり系のプリンと思い込んでいたのですが、食べるとビックリ!とても濃厚でした。

・ツルンとした滑らかな舌触り。入っているのは白あんですよね?大豆のやさしい甘みと合います。

・甘さも絶妙で、いくらでも食べられそう。

・カラメルの代わりに黒豆?コクのある甘さで満足感もたっぷり。食べ応えがあります。

・最後の黒豆がいいアクセント。底だけじゃなく、最初か途中にひと粒くらい出てきてもいいかも。

・年代問わず気に入ってもらえそう。親戚の集まりのお土産に利用したいです!

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★抹茶プリン
・抹茶の苦みがしっかりありつつもやさしく、甘さ控えめの大人味。味は濃厚ながら、ムースのようなのどごしの良さ。

・ひと口食べて、とろとろななめらかさにびっくり。葛と寒天でつくっていると聞き、二度びっくり。

・食べ進めると底の方に黒いものが見えたのでカラメルかと思い、途中で混ぜれば良かったと後悔していたら大粒の小豆が出てきて、良い意味で裏切られた感がありました。良いアクセントです。

・抹茶の粉っぽさがなく、すごく滑らかな舌触りなので、スルスル食べられました。

・抹茶アイスをプリンにしたみたい!癖になる味で、食べ終わってすぐもう一個食べたくなりました。

・甘いものがあまり得意ではない中年男性でも、おいしくいただけると思います。

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なめらかな食感と、誰もが親しめるやさしい味ながらも、濃厚な食べごたえのある和素材プリン。それぞれ税込290円です。

嵐電や阪急電車の西院駅の改札口がちかい養老軒さん。電車を待ちがてら、プリンでひと休み…なんてのもいいですね。電車に乗り込む前に買って、嵐山の大堰川のほとりで…なんてプランもいいかも。

寒天製だからこそのツルンとした食感も、汗ばむ季節のおやつにぴったりです。ぜひぜひお試しください!

養老軒 公式サイト

【京のこたび番外編(vol.2/全3回)】通天もみじを食べよう


京都いいとこマップ(2016年11・12月号)京のこたび「東福寺・泉涌寺」編で、誌面掲載しきれなかったものをご紹介。紅葉だけではない魅力をお届けします(全3回)

季節の彩りを映した和菓子…この時期はもみじの葉っぱをかたどった生菓子や干菓子も多く見かけますね。そのもみじのお菓子はだいたい5つ葉でかたどられているはず。しかし、東福寺の近くにある和菓子屋さんでは…

3つ葉です!

こちらをつくられているのは「音羽屋」さん。

この生菓子は、東福寺で見られる3つ葉の紅葉「通天もみじ」を模しています。このことを知らないお客さんに「このもみじは間違いなのでは?」という指摘を受けたこともあるんだとか。

音羽屋には喫茶スペースがあるので、抹茶や珈琲と一緒にお菓子がいただけます。店内のあちらこちらに和菓子で使う道具が飾られ、まるで和菓子ミュージアム。

東福寺では「通天もみじ」を探し、「音羽屋」さんでは食べてみてくださいね。

【京のこたび番外編 東福寺・泉涌寺編(全3回)】
vol1秋の東福寺塔頭めぐり
vol2通天もみじを食べよう
<11/16公開>vol3 路地で迷子もまた楽し
※掲載情報は2016年9-11月頃取材したものです

秋の新作、かぼちゃの大福


西院の養老軒さんより秋の新作が届きました!10月14日から販売してらっしゃいます「パンプキン大福」です!

渋かわいいシールが貼られた「パンプキン大福」。中を割ってみると…かぼちゃ餡でキャラメルクリームが包まれています。秋色ですね~(^^)

編集部員もさっそくお味見させていただきました。気になる感想は…!

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●かぼちゃのこっくりとした甘さにキャラメルの風味って合うんだと発見!
●シナモンの風味もふわりと口の中で広がった
●ほうじ茶や番茶、玄米茶…香ばしいお茶と一緒にいただきたくなりました
●スイートポテトのようなまったり感!食後の満足感がありました
●キャラメルクリームの塩っけが濃厚
●シナモンも効いているからか口の中が空っぽになった後の余韻も良い
●やさしい味で食べやすかった
●もっとかぼちゃの味が強くてもよかったかも

(30~50代男女)
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10月はハロウィン。パーティーするなら、こんな変化球なかぼちゃスイーツがあってもいいですよね。とくにハロウィンはしないよっていう方も、販売は11月に入ってからもしばらく続くそうなので秋スイーツとしておすすめです!

▼養老軒
https://kyoto.graphic.co.jp/guide/yoroken/

【京のかき氷】天神さん門前の名物餅入り


七夕祭の準備が進められている天神さん周辺をぶらり撮影取材。

ただ、暑くて暑くて・・・

というわけで久しぶりに「粟餅処澤屋」へ。
夏限定・粟餅入りの氷が食べたかったのです。

同行したのは粟餅初体験の男性カメラマン2人。
わたしが「宇治粟餅氷」を注文すると、
なにが食べられるかよくわからないにもかかわらず、2人も同じものを注文。
どうだったと聞くと、
「あんこやけど宇治金時とは違って、粟餅が下に入ってるんやね。もっと食べられっけど」
がっつり食べたかったみたいです。
粟餅氷は粟餅2個入りで700円。
氷ではなく粟餅を頼むと、こしあん3個、きなこ2個で600円。
抹茶シロップのかかった宇治氷と粟餅をセットで頼むのもありです。

☆2013年夏の記事 https://kyoto.graphic.co.jp/blog/archives/12141

☆粟餅処・澤屋
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祇園祭ゆかりの老舗茶屋で西京白味噌のカキ氷


祇園祭は八坂神社のお祭り。その門前にある料亭「二軒茶屋 中村楼」は創業450年以上の老舗です。店頭には茶房があり、和甘味が楽しめます。こちらでいっぷくの涼を得るべく「かき氷」をいただきました。茶房の中はまるで森の中のこもれび。

カキ氷の種類が多くて迷ったんですが…

西京白味噌氷にしました!

まろやかな西京白味噌に、きなこの香ばしさが絶妙!柔らかな焼き白玉は、冷たくなると硬くなるのでお早めにとのこと。確かに最初と最後で柔らかさが違ってきました。氷の中にはピンク色の求肥がかくれています。

ちなみにこの「二軒茶屋 中村楼」は祇園祭の「稚児社参」(7/13)という行事にて大切な役割を担っています。「稚児社参」は祇園祭の稚児たちが八坂神社へ参り、お祓いを受け、この日を境に神の使いとなる神事です。公衆の前では地面に足をつけることがNGになるため「強力(ごうりき)」と呼ばれる男性の肩に担がれて移動するようになりますね。

この「稚児社参」の早朝、中村楼では心身を清めた当主が、稚児餅を八坂神社の神前に奉納。その後、稚児社参を終えた稚児たちは中村楼で休憩。その際に稚児餅もいただくそうです。串に刺した餅を焼いて白味噌を塗った香ばしい稚児餅は厄除けの意味もあるとか。7月14日~31日は一般の人も中村楼にて注文することができます。祇園祭限定の稚児餅。この機会に味わってみては?

▼京都 祇園祭特集
https://kyoto.graphic.co.jp/pickup/season/2012/07/index.html

6月16日は「和菓子の日」


6月16日は「和菓子の日」。

「全国和菓子協会」という団体が、1979年(昭和54年)に制定した記念日です。

その由来は平安時代。

848年6月16日、時の天皇・仁明天皇は、

神託に基づいて16個のお菓子やお餅を神前に供えました。

そして年号を「嘉祥」と改め、

疫病退散・健康招福を祈ったといいます。

これが起源となり、明治時代まで、

6月16日の「嘉祥菓子」の風習が続きました。

豊臣秀吉も「嘉祥の祝」を恒例行事として行っていたとのこと。

江戸幕府でも用いられたしきたりだそうです。

明治以降この行事は廃れてしまうものの、

現代に「和菓子の日」としてその伝統を後世に残すこととなりました。


その和菓子の日に合わせて縁起の良いお菓子を作っているのが

室町時代創業の老舗和菓子店「とらや」。

皇室も御用達の同店は、

江戸時代に御所に納めていた嘉祥菓子を再現して、販売しています。

江戸時代には「七嘉祥」として7種類のお菓子が供えられることが多かったそうですが、

それを再現した商品が『嘉祥菓子』です。

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箱を開けると、素焼きのお皿の上にヒバの葉がひかれ、

その上に並んだ7種類の和菓子。

1、求肥製「浅路飴」(あさじあめ)
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2、湿粉製「武蔵野」(むさしの)
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3、外良製「桔梗餅」(ききょうもち)
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4、湿粉製「源氏籬」(げんじませ)
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5、押物製「豊岡の里」(とよおかのさと)
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6、焼物製「味噌松風」(みそまつかぜ)
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7、餅製「伊賀餅」(いがもち)
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ご予約期間は6月1日~12日
お渡し期間6月14日~16日
店頭販売日6月16日

です!


ちなみに「とらや」では嘉祥菓子にちなんだお菓子として

・縁起の良い意匠の生菓子を詰めた「福こばこ」(6月10日~16日販売)
・3色の饅頭つめあわせ「嘉祥饅頭」(6月10日~16日販売)

も販売されます。


16日は和菓子を食べて

のこり半年の無事息災を祈願しましょう。

春の新商品は大人の味、キャラメル珈琲大福


フルーツ大福や創作大福が人気を博している

西院の和菓子屋「養老軒」さんから

新作大福のたよりをいただきました。

それがこちら。

キャラメル珈琲大福です!

珈琲を混ぜ込んだ白あんと、

キャラメルクリームを包んだ大福。

まずは大福を割ってみました↓

養老軒の求肥はとろとろのもちもちなので

若干無理やり割っていますm(_ _)m

やさしいキャラメル色の餡とクリーム。

餅も餡もクリームもなめらかで、口の中でとけていくかのよう。

一瞬で食べきってしまいました。

後味も甘ったるいのが残る…ということは一切なく、

意外とさっぱりしています。

あんこが苦手という方でも抵抗ないかもしれません。

ほろ甘苦い味わいは、甘党の方にも

そうじゃない方にも喜ばれそうです。


大福と一緒に

ド●ールのアイスコーヒーを飲んでいた編集長は言いました。

「これ、アイスコーヒーに合う!」

確かに!!!

私は、サン●リーの天然水と一緒に食べていましたが、

大福を咀嚼中だった口の中が、全力で賛同していました。

ホットではなくアイスというところがポイント。

冷たいミルクとも合う気がしますね。
(ミルクキャラメルコーヒーが口の中で完成しますね)

暑くなってくるこれからの季節。

アイスコーヒーをおともにキャラメル珈琲大福を

味わってみませんか。

▼養老軒
http://kyoto-yoroken.com/

永楽屋本店1Fリニューアルオープン


四条河原町の京菓子と京佃煮のお店「永楽屋 本店」1Fが、

2016年2月24日にリニューアルオープン。

什器や照明等を新しくし、店内のレイアウトも変更。

手前には「あまいもん」が中心に並び、店内奥の方に佃煮系の「からいもん」が並んでいます。

ゆったりとした通路に、明るく優しい店内の照明。

店内には椅子も配置され、じっくりとお買い物ができる空間です。

とくに注目したのは、以前よりも広くなった上生菓子コーナー。

ガラスケースに入った季節の上生菓子を四方八方から眺めることができます。

目移りしてしまいますね。

今ならこんな早春の味が楽しますよ。


手前:引千切(ひな祭りのお菓子)/右:草餅/左:椿餅(道明寺)

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