京都いいとこマップ11-12月号(2021)でご紹介した岩戸落葉神社の大銀杏。11/10時点で2021年も見頃を迎えつつありました。今回は小野郷の岩戸落葉神社と京北エリアの紅葉名所をいくつかご紹介しましょう。
●岩戸落葉神社(小野郷)
高雄方面からR162を北上。信号が設置されたところに小野郷の駐在所があるのでそこを右折すると、正面に大銀杏の降り注ぐ神社が見えます。源氏物語とのゆかりでもしられ、三神を祀る岩戸落葉神社。苔むす境内とイチョウのコントラストも素敵です。
●春日神社(京北)
小野郷からR162を北上し、京北トンネルの手前の信号を左折。しばらく進むと細野簡易郵便局があり、その目の前にある神社です。鳥居が森を背負うような佇まい。白い花と紅葉に誘われ中へ入ると、木々に覆われた境内には清涼な空気が流れていました。本殿の左右には末社がずらり。
●日吉神社(京北)
R162から花園大学の研究所があるところで府道443号に入り、矢代中公民館が建つところを左折して坂を下ります。目の前に野村林産と書かれた木造の渋い建物が見えてくるのでその手前を左折。じきに右手に見えてくる神社です。平安時代に滋賀県の日吉大社のご神霊を勧請したという社には様々な種類の木々が色づいて参道をにぎやかにしていました。もう少し日がたてば落葉のじゅうたんになることでしょう。
●常照皇寺(京北)
R162とR477の交差点を大原・鞍馬方面へ。大堰川沿いののんびりとした景色を楽しみながらまっすぐ進めば常照皇寺に行きつきます。臨済宗のお寺で皇室ともゆかり深い寺院。木漏れ日の参道に迎えられ中に進めば、色づく木々や庭園の風情はもちろん、有名な桜の枝ぶりにも圧倒されます。
●上桂川沿い・栃本
R162とR477の交差点を南丹八木方面へ。ずっとR477を進むと川が見えてくるのですが、堤防沿いの桜並木の後ろに赤々とした紅葉並木が見えるんです。真っ赤だったので近くに行きたくてウロウロ。どこから見るのがベストなのかはわかりませんが並木道のある場所にたどり着くことができました。お弁当をもってのんびりしたくなる場所です。
京北や小野郷あたりは、かつて朝廷が使う木材などを納めていた地域。自然豊かな山間の集落では、市内中心部よりも比較的ゆっくりと紅葉の彩りが楽しめます。アクセスはいろいろ巡るなら車が便利かもしれませんが路線バスもあります。京北トレイルや自転車を楽しむ人も多いですよ。
ちなみに、人気の道の駅「ウッディ―京北」は京都いいとこマップ9-10月号(2021)にて掲載。個性的な野菜のソフトクリームをご紹介しました。あわせてチェックしてみくださいね。
▽京都いいとこマップを読む
https://kyoto.graphic.co.jp/library/
▽京北の情報はこちらもご参照ください!
https://totteoki.kyoto.travel/category/area/keihoku/