組み立て終わった山鉾のお披露目をかねて試し引きを行います。
このときばかりは、老若男女関係なく山鉾の綱が曳けるとあって
平日でも多くの人でにぎわいます。
綱を引くと1年の厄除けになるともいわれているんですよ。
そんなわけで曳き初め。
組み立て終わった山鉾を正位置に移動させるため、
男衆がまさかの手押し移動!
山鉾の迫力ある姿と、男気に、観客がざわめき立ちます(・0・;)
会社の看板もすれすれ!
見えている手は屋根方(鉾の屋根で真木が揺れすぎるのを防いだり、障害物との接触を防いだりする)の手。
揺れる山鉾にみんなひやひや。
定位置に山鉾が着いたら、囃子方(祇園囃子を演奏する人)と
音頭取り(鉾の先頭で、扇子を持って合図する指揮者のような存在)が鉾に乗り込み、
観客たちは綱を持つため並びます。
山鉾に乗り込むための渡り廊下的存在も引き離され…
そして音頭とりの合図とお囃子の音色で出発進行!
一度動けばすいすい進む。
車輪の近くに車方(鉾がまっすぐ進むように調整する人。
辻廻しで割り竹を敷くのもこの方々。)がいるおかげです。
室町通をまっすぐ進んで、四条通の真ん中あたりまで進むんですよ~。
車はその間もちろんストップ。信号待ちじゃなく山鉾通過待ち。
四条通に出た曳き手の老若男女はみんなどこかうれしそう。
◆13日の曳初め日程はこちら
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15時~ 北観音山、南観音山、放下鉾、船鉾、岩戸山
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