スタッフのゆきちです。
パンの種類が100種類以上揃う京都のパン屋さんのお話。
嵐電嵐山本線「鹿王院駅」下車すぐ。
本当にすぐです。
だって線路のとなりにたっています。
昭和62年、北区でスポーツ店を経営していた店主が開業したパン屋さん。
店名の「パンドレ」はフランス語でミルクパンを意味します。
人気商品はイギリス食パン。
うれしいことに、焼きたてのイギリス食パンに出会えました。
年期の入ったオーブンから次々と食パンが手際よく取り出されて
工房に立ち込める香ばしい香りに「いいにおい」というとご主人は
「もう毎日ここにおるから、においは分からへん」とのこと。
熱々の食パンの山の部分にバターを塗ると
「ぱりぱりぱりっ」と食パンが音をたてました。
おいしいよって食パンがしゃべっているみたいに。
焼き立てと1日たった食パンのやわかさを比べさせてもらいました。
焼きたてが柔らかいに決まっていると触ったら、
想像以上に柔らかく、触るのが申し訳ないほど。
そのやわらかさに「うわあああ」ともだえる私に対し、
「干しぶどうパンもおいしいんよ。3種類の酒につけた干しぶどうつこててな。雑誌にも紹介されたんよ。」
「あ、これもうまいで。おこのみやき風でな。てんかすと鰹節と豚肉と…」
「これ人気やな。うまいで~」
「あ、これもおいしいんよ。雪だるま型でな。上に餡子、下にカスタード。」
「あ、これも…」
どうやら店主おすすめのパンはキリがない様子。
それは店主が書いている商品POPにも現れています。
店主おすすめ、いちおし、人気…そんな言葉がだいたいの札に書かれていて、
初来店者はどれを買ったらいいのか絶対迷うと断言。
ちなみにパンの種類は
食パンだけでも10種、
菓子パンだけでも100種以上。
「パンづくりはいろんな方法があるんやろうけど、 これで教えてもらったからなあ」
と手際よくパン生地をつくっていくご主人。
「食パン食べてみるか?」と
出来上がったばかりのイギリス食パンを試食させていただきました。
ご主人が気に入って使っている「よつばバター」をたっぷり塗ってくれました。
これがすごくおいしい!
もっちりとしたパンも、芳醇なバターも、すごく!
平野神社近くにも店舗があります。
お近くに立ち寄る際はぜひ。
京都いいとこウェブと京都いいとこマップにも掲載中です。
このおいしさを伝えるのに、
いいとこマップの誌面は小さくて歯がゆかったけれど
これですっきり(笑)
店舗詳細情報はコチラからどうぞ。
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