【京都の桜名所】知恩院
平安末期、法然上人が現在の知恩院御影堂の近くに移り住んだことにはじまる浄土宗総本山。江戸時代に徳川秀忠が三門を、徳川家光が御影堂を再建し、いずれも国宝です(三門は2015年3月まで工事のため立ち入り禁止、御影堂は平成の大修理中で2019年の完成予定)。知恩院に伝わる七不思議や大晦日に撞かれる大鐘楼、玉淵作庭と伝わる方丈庭園、友禅染の祖である宮崎友禅斎の生誕300年を記念してつくられた友禅苑なども見どころ。
■2015年3月23日の様子
三門前の桜はつぼみの状態でしたが、友禅苑の枝垂れ桜が5割ほど開花していました。
比較的、桜の穴場スポットかもしれませんね。
三門を背景にしたアングルも楽しめます。
知恩院友禅苑は、昭和29年に改修造園されたもの。池泉式庭園と枯山水庭園で構成されています。
緑が美しい池泉式庭園の池には、高村光雲作の観音像。庭園の奥の方に足を進めれば苔や茶室の風情ある空間。
宮崎友禅斎の像もあります。友禅斎もここからお花見しているようです。
こうやって見渡した時に現代的な町並みが見えないのもすばらしい景観ですね。
苑内には梅の花も咲いていました。
■最寄りアクセス
地下鉄東西線「東山」駅から徒歩10分
京阪本線「祇園四条」駅から徒歩15分
市バス「知恩院前」バス停から徒歩7分
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