こういう状況に出くわしたことはありますか?
あなたはいま京都に来ており、バス停Aで市バスDを待っています。
そこへ市バスBが到着しました。
市バスは前のトビラが降り口、後ろのトビラが乗り口です。
バスBに乗客が乗り込んでいきます。
そんなバスBの後ろに、バスCが到着しました。
バス停でバスCを待っていた人々の一部は、
バスCの乗り口トビラに近寄っていきました。
バスCは前のトビラを開け、乗客を降ろし始めます。
しかし、乗り口の方は開く気配がありません。
「なんで開けてくれないの?!」
バスCに乗りたがっている人々は怒り始めました…
…この光景は私自身、何度か町なかで見かけたものです。
バスCの乗り口が開かなくてちょっといらいらしてしまうのは、
おそらく、京都の市バスに乗りなれていない方。
不慣れな土地の不慣れなバス。トビラが開かないとちょっと不安ですよね。
京都には多くの市バスが走っており、
バス停で2台、3台と市バスが団子状態になることもしばしば。
そんなとき、バス停ではこういう流れになりがちです。
前方のバスBが人の乗り降りをしている間、
後方についたバスCは、(人を降ろせる場所ならば)先に乗客を降ろし始めます。
このとき、後ろの乗り口トビラは開けません。
そうこうしているうちに、人の乗り降りを終えたバスBは次のバス停へと出発しました。
するとバスCは一旦トビラを閉めて、車をバスBがいた前方へと動かします。
そうして、バスCは乗り口のトビラを開けます。
もちろん、バス停の最前列にいたとしても、たくさんの人が車を降りている最中ならば、
乗り口を開けないこともあります。
乗客が多い車内で、降りる人の流れと、乗る人の流れが車内でぶつかりあうことが、
いかに効率悪いかは想像いただけることと思います。
つまりはケースバイケースなんですが、
お目当てのバスが来たからといって焦る必要はない、ということです。
バス停にバスの列ができている、もしくは、
お目当てのバスの中にお客さんがいっぱいいて、たくさんの人が降りてきそうならば、
市バスの運転手さんはきっと、乗り口を開けるタイミングを見計らっているだけ。
バスの状況を乗り手も把握すれば、
ドアが開かない!と焦る必要はなくなるはず(・∀・)
※…乗車率120%だったら通過しちゃうこともあるんですけどね。
バス初心者の方はちょっとだけ心の隅にとどめておいてくださいね。
※これは市の交通局に確認したものではなく、
毎日市バスを利用している住人個人の見解です。
道路での話なのでケースバイケースなことがあるかと思いますが、
【バス停に着いている市バスが乗り口をすぐに開けない理由】を知ってもらえたら、
不安になる必要はなくなるかも…と思いブログにしたためました。
ご参考まで(・∀・)/