京都・宇治| 京都の思い出を彩る、唯一無二のアートフラワー「茶和花」

みなさんはどんな時に花を買いますか?日常的に買う方もおられると思いますが、多くの場合、誕生日や記念日、敬老の日、母の日、父の日、バレンタインなど、特別なイベントの時かもしれません。

しかし、もし京都・宇治を訪れる際、京土産としてもおすすめしたい「花」があります。それが「茶和花(ちゃわか)」です。

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「飲む」だけじゃない、宇治茶の新たな魅力          

JR宇治駅から宇治橋方面へ歩いて約2分。「茶和花」と名付けられたこのお店には、店名と同じ名前の「茶和花」という商品が並んでいます。一見すると可愛らしいフラワーアレンジメントですが、じつは「宇治茶」が使われています。

お茶といえば「飲み物」のイメージが強いかもしれません。しかし、茶葉を飲用ではなく「植物」として扱い、草花と同じように飾り付けることで、ほんのりお茶の香りが漂うオシャレなアートフラワーになりました。それが「茶和花」です。

箱の中の敷き詰められた茶や緑の部分が茶葉

こだわりの素材とデザイン

茶葉と一緒に飾られている花は、生花を特殊加工したプリザードフラワーです。そして茶葉は、ほうじ茶と煎茶の2種類があり、いずれも近郊の茶農家さんから直接仕入れています。市場に卸せない廃棄される予定だった茶葉を購入して、活用しているそうです。茶葉と花を飾り付ける木箱は、お茶を保管・運搬するための「茶箱」に見立てたもの。植物のデザインも、鞠状の花をあしらったもの、京都の碁盤の目をイメージしたものなど、多岐に渡ります。

見ているだけで楽しくなる美しい「茶和花」。この作品を通じて、宇治茶をより身近に感じてもらい、地域の茶産業の発展に貢献したいという想いが込められています。

オリジナルが作れる制作体験

宇治のお店では、「茶和花」の展示・販売だけでなく、制作体験も実施しています。

制作の流れは、土台となる吸水性スポンジを好きな形にカットして木箱の中に敷き、用意された花材から好きなものを選んでさしこんでいきます。茶葉は煎茶またはほうじ茶のいずれかを選択し、自分だけのオリジナルの「茶和花」をつくっていきます。

ほうじ茶の茶葉を詰めているところ

親子やカップルで体験される方も多く、「自分で作ったオリジナル品をプレゼントしたいから」と参加される方もいるそうです。制作体験は事前予約がおすすめですが、空いていれば飛び込みでもOKとのこと。ぜひ気軽に問い合わせてみてください。

京都旅行の思い出に、新たな京みやげ

「京都旅行の思い出に花を」というのは、なかなか珍しいかもしれません。しかし、京都の宇治でつくられた「茶和花」を家に飾れば、茶葉の香りや見た目の美しさに、京都の旅の思い出が鮮やかによみがえるはず。そんな時には宇治茶を淹れて、旅の余韻に浸りながらゆったりとした時間を自宅で過ごしてみるのもいいですね。

■茶和花

https://chawaka.jp/

https://www.instagram.com/chawaka_official/

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