明治5年より歴史を重ねる祇園甲部の舞踊公演「都をどり」。歌舞練場は現在耐震改修中のため昨年までは左京区にある京都造形芸術大学の春秋座で開催されていました(昨年のレポートはこちら)。
そして2019年は昨年耐震工事を終えたばかりの南座にて、新開場記念として公演されています。南座での開催は、昭和17年の戦後復活公演以来67年ぶりとのことだとか。
2019年「都をどり」の演目は、開催場所の南座にちなみ歌舞伎ゆかりのものを揃えています。また平成が終わり令和がはじまるという新しい時代の幕開けの祝賀の意味も込められたとか。
初ゑびす、出雲の阿国、白拍子、わらしべ長者、紅葉の桂離宮、祇園のお茶屋、桜の大覚寺…季節を感じさせる舞台、歴史上の人物を演じる芸妓さん、舞台背景や照明の演出、臨場感ある三味線や囃子の生演奏…演目が終わるごとに観客席からは拍手が送られます。
南座ではこの都をどりのほかにも「新開場記念」として様々な催しを今後も予定されています。たとえば7月にはOSK日本歌劇団による南座新開場記念「レビュー in Kyoto SUMMER SPECIAL」(「海神別荘 サクラ大戦より」ほか上演)を開催!
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