【京のこたび番外編(vol.2/全2回)】あの路地なんの路地?

京都いいとこマップ(2017年7・8月号)京のこたび「六波羅・五条坂周辺」編で、誌面掲載しきれなかったものをご紹介します。(全2回)

六波羅の町を歩いていて気づいたのは、細い通りや路地に名前がついていること。地元の愛称のようなんですが、一つ一つ見ていくと想像ふくらむ名前も多く、なかなか楽しいのでおすすめ。以下はその一例です。

うらんちょってかわいいですよね。京ことばで「裏の町」だそうです。裏社会ではありませんよ。裏通りの~…といいましょうか。

登り窯南小路。登り窯は陶器を焼く窯で斜面に段々につくられた形状が特長。登り窯北小路もありますよ。この周辺は焼き物の町。戦前は登り窯も多く、清水焼がつくられていました。

一瞬、歩くのをためらう細~い狸小路ですが、地元の人はふつうにすすす~と歩いて通り抜けています。通り抜けた先の風景は、京都を感じるものがあります。

「小路」と名がついているところは基本的に通り抜けられる道のようで、「路地」とついていると一般のおうちがある行き止まりの道になるようです。なので路地にはむやみに立ち入らないように、入口の看板の名前を見て想像を膨らませてみてくださいね。

六波羅には「六道珍皇寺」「六波羅蜜寺」といった名刹も多いエリア。町歩きの際はぜひ、道の看板にもご注目ください!

■京のこたび
https://kyoto.graphic.co.jp/pickup/kotabi/rokuhara/

※公開が予定より遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

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