前回の記事では、田村寫眞館に依頼されて撮影された写真が、
実際どのようなものなのか見ていただきました。
そのどれもが、特別な日の一枚だったこともよくわかっていただけたと思います。
※前回のブログ
今回は、モノクロ写真へのこだわりや撮影時のことなど、インタビュー形式でお伝えしたいと思います。
モノクロ写真の魅力とは・・・
―まず、モノクロならではの良さを教えていただけますか。
モノクロ写真って、色がないぶん想像力を働かせて見る楽しみがあるんですよ。
『この日に着ていた服は○○色だったね』とか、『こんなこと喋ってたな』とか、
いろんなことを思い出しながら見ることができるんですよね。
だからモノクロは心の深いところで感じられる写真なんじゃないかと思います。
撮影の時に心掛けていること
―お子さんいい顔してますね。撮影時のポイントとしてどんなことを心掛けていますか?
大切なポイントは大きく2つあって、一番はやはり表情です。
色の情報がない分、人の動きや表情が印象に残りますからね。
その人の自然な笑顔が引き出せるようにしています。
―でも自然な笑顔を引き出すのって難しくないですか?
もちろん簡単ではありません。
特にお子さんを撮る場合、本当はお父さんが撮影したほうが自然な表情を撮れるに決まってるんです。
でもお父さんが撮っちゃうと家族写真にならないので、
できるだけ家族に溶け込んで、私がお父さんの代わりになれるように頑張っています。
―では、どのような工夫をされているのでしょうか。
珍しいカメラなんで、撮影前にファインダーをのぞいてもらっています。
おかげさまで、みなさんに興味を持っていただいています。
―撮影時のもうひとつのポイントは?
ロケーションも重要です。
基本的に屋外での撮影なので、
思い出の場所や京都ならではの景観など、写り込む背景には特に気を配ります。
―これは橋の上はどうでしょうと提案しているところですか?
日本庭園での撮影だったのですが、
庭園の広がりを見せつつ橋をモチーフとして生かすことにしました。
思い出に残る一枚はどうやってつくられるのか
―撮影が終わってから、とっておきの一枚が生まれるまでのことを教えてください。
写真はフィルム1本使って撮るんですが、
その中からどの写真を使うのか、
そのセレクトは基本的に私にお任せいただいております。
―それは責任重大ですね。
だからこそ、どうすれば一番喜んでいただけるか、
いつもお客さんの気持ちになって考えています。
すると、微妙な違いの表情の中から自然な笑顔の一枚が見つかるんです。
写真を選ぶ時、目の前にお客さんはいませんが、
お客さんとコミュニケーションを取っているのだと思います。
田村さんから皆様へのメッセージ
家族の方もご友人同士の方もそうですけど、
撮影を依頼されるお客様って皆さん、
カメラでのぞくととても幸せな感じが出ているんです。
だから私は、思い出づくりのお手伝いをしているような感じかもしれません。
なので皆さんには
写真を買っていただくというより、
撮影そのものを楽しんでいただきたい。
それが一番の願いです。
田村寫眞館の田村さんが撮影するのは、
特別な日の一枚。思い出の場所での一枚。京都の旅を一生の想い出にする一枚。
京都へお越しの際は、ぜひ記念に一枚を!
具体的な撮影の流れや、撮影メニュー・料金は公式HPをご覧ください。
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