先日、京都いいとこ編集部に差し入れが届きました。
4月に販売がはじまった伊藤久右衛門の新商品「宇治抹茶 生八つ橋」です。
中央部にうっすら見えている緑色の部分は、濃茶の味を閉じ込めたジュレ。
通常の餡ではなくて、ぷるんとした食感の新商品なんです。
「おやつにちょうどいいね」「お茶がほしくなります」「甘くておいしい」なんて言いながら、
みんなでパクパクしていて残り1つになった時、ふと思い出しました。
京都いいとこ編集部きっての八つ橋好きT氏がいることに。
「八つ橋があるんだけど、食べない?」
「え、いいんですか、もちろん食べますよ」
「あ、見たことないやつ!」
「ごめん、先にパクパク食べちゃって、ひとつしかないんだけど・・・」
「いいですよ、こういうのはみんなで分けて食べるもんですからね」
そんな紳士な彼に爪楊枝を渡し、いざ実食です。
「では、いただきます」
「どうぞどうぞ」
この時T氏には、新商品であること以外、あえて何も伝えていませんでしたが
おかげで彼にはいいリアクションをとってもらうことができました。
あ、ジュレがつぶれたのかな・・・
ああ、じっくり味わってる・・・・・・
余韻にひたるT氏。しばらく待つことにしました。
「味はどうだった?」
「お茶の味が濃厚ですね。今までの八つ橋にはないくらいの抹茶感ですよ」
さすが八つ橋好き、言うことが違います。
「あれ、これ伊藤久右衛門さんの新商品なの?」
「それも伝えてなかったっけ。ごめん」
「いやいや、老舗のお茶屋さんの八つ橋だったんだね。どうりでおいしいお茶の味がすると思った」
実はこの八つ橋、リッチな濃茶の味を堪能できるように、ニッキが使われてないんだとか。
八つ橋好きの彼には何も伝えてなくても、やっぱりわかっちゃうんですね、この良さが。
京都の定番みやげ八つ橋に新たに加わった「宇治抹茶 生八つ橋」。
おすすめです。
↓↓↓
伊藤久右衛門 「宇治抹茶 生八つ橋」 8個入り788円
http://www.itohkyuemon.co.jp/item/1089.html