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華やかな舞台は見ていて楽しいものですね。
こちらは宮川町歌舞練場で4/2(木)に開催された「京おどりに子どもたちを招く会」でのひとコマ。
今日からはじまった本公演を前に、「子どもたちに花街の文化にふれてほしい」と京都鴨川ライオンズクラブ主催で行われました。
集まったのは親子連れ350名ほど。
これだけ多くの子どもたちが歌舞練場に集まることってそうそうありません。
舞台上ではさまざまな視点で花街の文化を紹介。
舞妓さんインタビューや楽器の紹介、大道具さんの解説など内容盛りだくさんでした。
インタビューでは8名の舞妓さんが登場。
-舞妓さんになって良かったことはなんですか?
「好きなきものをきれることどす」
-休みの日はどんなことをするんですか?
「月に2へんお休みをもろてます。休みの日は姉さんと一緒に食事に連れてってもろたりしてます」
ほかに、おどりを忘れてしまった時はどうしてるんですか?
などの質問に、思わず舞妓さんがうなる場面も。子どもたちの質問、なかなか鋭いです。
大道具さんの解説では、花道の「すっぽん」や舞台中央の「せり」を実際に動かしながら紹介。
ふだんじっくり見ることのできない仕掛けにだれもが興味津々です。
舞台が一瞬で大転換すると、会場からは「おおおお」と歓声がわきました。
もちろん京おどりも観賞。
舞妓さん8名による「京野菜小唄」ではその可憐な舞が披露され、
最後はフィナーレ「宮川音頭」で締めくくり。
華やかな舞台に幕がおりても、耳の奥ではお囃子がなりっぱなし。
こんな催しがまたあればいいな・・・そんなことをふと思いました。
第66回京おどり「宮川かぶき 花街咲芝居錦絵」
宮川町歌舞練場(四条川端下ル)
4/4(土)~19(日)
京おどり公式ページ
+++++お子さんたちの感想+++++
●男の子(10歳)とお母さん親子
-京おどりを観たのは?
「ぼくは今回がはじめて」
「私が好きで連れてきたんです。いい経験になるかなって」
女の子が多いのかと思いきや、意外に男の子もたくさん来場していました。
●女の子(11歳)、男の子(9歳)、お母さんの3人連れ
-舞台はどうでしたか?
(男の子)「舞台の下から、なんか上がってきたのがおもしろかった」
(女の子)「やっぱりきれいやったし、かわいかった」
(母)「この子、小さい時から舞妓さんになりたいっていうててね」
-あこがれたのはいつ頃から?
「保育園の頃。きものとか好きで、着たいなって」
今回のイベントをとても心待ちにしていたようで、とてもいい思い出になったようです。