京都いいとこブログ

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疑惑のポスト


通りすぎようとして思わず足をとめたのは、京都大学近くの今出川通。

「近くない?」

なぜポストが並んでいるのか、役割が違うのか、どちらかがじつは使えない状態なのか、古いのか、それともこの辺に住む人たちのポスト活用率が桁違いなのか。

いろいろと憶測のとびかったポストでした。

こんなところに忠臣蔵?


「仮名手本忠臣蔵」は、赤穂事件を題材とした人形浄瑠璃・歌舞伎の人気演目のひとつです。

その物語に登場する与市兵衛さんは、京都の山崎に暮らすお百姓さん。物語の中でころされてしまうんですが、その与市兵衛さんのお墓が長岡京市のとある住宅街にあるんです。

いえ、正しくは、

お墓と長く思われ続けていた石碑があるんです!

この地が与市兵衛の殺された場所にあたることと、そういう噂になるくらい、忠臣蔵の物語が庶民に親しまれていたことが理由だとか。なので「伝 与市兵衛の墓」、「与市兵衛の墓と伝わっていた場所」として伝わっているんです。ちょっとややこしいですが、なんだかおもしろいですね。

じゃあこの石碑はなんなんだというと清誉浄佐という人物が、両親を供養するため、高野聖を千人寄宿させたことを石碑に刻んで置いた…だそうです。高野聖は高野山を起点に全国を行脚しているお坊さんのこと。清誉浄佐のご両親は国中を歩く高野聖をきっと手厚くもてなしていたんでしょうね。

ちなみに、12月14日は赤穂浪士47人が吉良邸に討ち入りした忠臣蔵の日といわれています。大石内蔵助良雄が討ち入りを決意する間、京都の山科に隠棲したと伝わることから、山科では「山科義士まつり」を開催。討ち入り装束の義士隊列がゆかりある寺社と街を練り歩き(かわいい子ども義士隊も!)、踊りや芝居も行われます。

看板


亀岡の城下町で行われていた「亀岡祭」。その取材中に見つけた刃物屋さん。立体的な木製看板に目がないんです。ギザギザがいいですね。ナイス看板です。

落とし物


日本緑茶のふるさと「宇治田原町」での取材時に

フォトグラファーSさんが見つけたシカの角。

自然と生え変わったやつでしょうか。

意外と重く、そして鋭利。

思わぬ拾い物に、ざわついた取材陣でした。

冷たくておいしいあなたを食べたかった


きのうの記事でもお話したように、最近は八幡市への取材でよく出かけています。この季節の取材はとにかく暑い!なのでこんなものを見かけるとそそられてしまいますね。

八幡市の「四季彩館」というビュッフェ式レストランのお店の入口付近にひっそりと佇んでいた彼女。食べたかったけどガマンガマン・・・。ちなみに四季彩館の裏手は有名な「流れ橋」ですよ!

竹も笹も石仏も、京都市洛西竹林公園


竹の子の産地と知られる京都の洛西エリア。見事な竹林があちこちで見られるんですが西京区には京都市洛西竹林公園というものも存在しています。

竹の資料館では、発明家・エジソンが竹を使って開発した電球の復元模型、竹を使った排水口の出土品など、ありとあらゆる竹の展示物が!

それを見た後は外に出て回遊式庭園を歩きます。園内には茶室(竹風軒)があるほか、約110種の竹や笹が植えられています。

夏休みの自由研究などで竹林をテーマにするならもってこいな場所だと思います。

この日はどんよりしていましたが眺めもよさそう。

そしてこんなものもあります。

地下鉄烏丸線の工事をした際に、旧二条城跡から出土した石仏だそうです。現在世界遺産となっている二条城は徳川家康によって建てられたもの。ここでいう旧二条城は、織田信長が足利義昭(室町幕府最後の将軍)のために築いたとされる二条城のこと。ちょうど今の地下鉄丸太町駅付近にあったといわれています。この旧二条城の石垣に、石仏をはじめ供養塔などそんな石を使ってもいいのだろうか…と思うようなものが使われたそうです。ポルトガル宣教師・ルイスフロイス著の「日本史」の中には、信長が石仏を倒して頸に縄をかけて工事現場に引っ張っていった…とういうような内容が記録されているとか。

本当だとすれば、とんだ災難にあった石仏たち。今は竹林の公園で静かにのんびりと過ごしてほしいものです。

【京のこたび番外編(vol.2/全3回)】建物と鳥居が一体型!?


京都いいとこマップ(2016年7・8月号)京のこたび「渉成園周辺」編で、誌面掲載しきれなかったスポットをご紹介。街歩きしてこそ発見できるオモシロ風景をお届けします。(全3回)

京都におけるデザイナーズカフェの先駆け的存在「efish」。そんなオシャレなカフェの近くに大きな榎の木がそびえたっています。そのたもとには「源融 河原院跡」という駒札。

源融は源氏物語のイケメン主人公・光源氏のモデルとなった平安時代の人物。彼が隠棲したといわれるのが「河原院」という邸宅で、この近辺にあったのではないか?という説があるんです。

源融の没後は、宇多上皇の御所になったそうですが、「ここは私の家なんですけど~」と源融が化けて出た、そんな説話も残っています。そんなこと言われても困っちゃいますよね。

で、この大きな榎は邸宅内にあった「籬(まがき)の森」の名残といわれているんです。森は鴨川の氾濫で埋没。生き残った榎がこの大榎なんです。木の裏手には「榎大明神」がまつられているんですが、建物の入口に鳥居を取り込んだような建築で、デザインチックな祠となっています。

中にはお稲荷さん。このお稲荷さんも河原院の邸宅内にあったといわれています。祀られている丸太はエノキでしょうね。

この祠の横の道を行くと、角っこにも小さな祠があります。ここに祀られたお地蔵さんは「角倉地蔵」とも呼ばれていたそうです。高瀬川を開削した角倉了以親子にちなんだお地蔵さまなのかもしれませんね。

【京のこたび番外編 渉成園周辺編(全3回)】
vol1 鴨川のそばに釣鐘とネコ!?
vol2 建物と鳥居が一体型!?
vol3 橋もいろいろあるようで
※掲載情報は2016年5-6月取材時のものです

【京のこたび番外編(vol.1/全3回)】鴨川のそばに釣鐘とネコ!?


京都いいとこマップ(2016年7・8月号)京のこたび「渉成園周辺」編で、誌面掲載しきれなかったスポットをご紹介。街歩きしてこそ発見できるオモシロ風景をお届けします。(全3回)

石碑や石仏、街を歩いていると、いろんな歴史的なものが見つかる京都ですがまさか釣鐘で出くわす日がくるとは思いもしていませんでした。

場所は五条と七条通の間の正面通。
鴨川に架かる正面橋の西南端です。この橋を東へ渡れば「方広寺」に行きつきます。

方広寺といえば、鐘楼に刻まれた銘文に 「国家安康」「君臣豊楽」とあったことをうけ、「家康の名を分裂させるとは!徳川を呪って豊臣の繁栄を祈願してるんじゃろ!そうじゃろ!!」(※イメージです)と家康公がお怒りになって、大阪の陣へとつながっていった因縁の鐘がある場所…まさかその鐘のオマージュ(゚Д゚)?!と熱く妄想を繰り広げておりましたら、グーグルマップのストリートビューを見たデザイナー氏に言われました。「鐘のところに佛具屋あるやん」

ほんまや(・・)


どうやら「京仏具 橋本菊商店」さんの鐘のようです。
鐘を見つけたときは興奮しすぎて目の前の仏具屋に気付かずにいました。
鐘に何か文章が書かれていないかどうか確かめてしまったのはここだけのお話。

ちなみにこの付近の鴨川沿いも雰囲気よく。鴨川のミニ石碑で記念撮影もばっちり。

ネコもリラックスモードです。

すると一匹のネコが近寄ってきました。眼光はするどいですが動作はのんびりしています。

さらに近寄ってきて・・・

直後、足の甲にツメたてられました(笑)。「な、なにするん(泣)」と思わず声を出すと、きょとん顔で見上げてくるネコ。かわいかったので許しました。

【京のこたび番外編 渉成園周辺編(全3回)】
vol1 鴨川のそばに釣鐘とネコ!?
vol2 建物と鳥居が一体型!?
vol3 橋にもいろいろあるようで
※掲載情報は2016年5-6月取材時のものです

四条通から三条通の間の通り


覚えるのが難しそう!

おみくじもグローバルに!貴船で人気のおみくじに翻訳機能がつきました


京の奥座敷・貴船に鎮座する「貴船神社」

水に浮かべることで文字が現れる「水占みくじ」も有名ですよね。

しかし、おみくじに書かれている内容は日本語

近年増えているという海外の旅行者にとっては、ちんぷんかんぷんですよね。

神社の方のお話によると、おみくじの意味を質問されることもあったそうですが、

日本語でも意味の難しい内容をどう伝えるべきか、長年悩まれていたそうです。

「海外の方にもおみくじの意味を理解してもらえる良い方法はないだろうか…」

そう考えた貴船神社さんは、水占みくじの翻訳システムを2016年から用意されました!

その方法が、スマホなどのアプリでおみくじの端っこに記載されたQRコードを読み取るという方法。

4か国語に変換されるうえ、音声で結果を聞くこともできます!

「なにそれ、どういうこと?」と思った方、

こちらの約2分の動画をごらんください。

3名の外国人旅行者さんが、新「水占みくじ」に挑戦されています(^^)

海外のゲストを京都へ案内するとき、

このおみくじをおすすめすればきっと喜んでもらえるはず!

日本人でも、自分のおみくじの結果がどんなふうに訳されているのか

チェックしてみるのも楽しそうですね。

■貴船神社について
http://kyoto.graphic.co.jp/guide/kifunejinja/

■貴船神社 (公式サイトがリニューアルされております)
http://kifunejinja.jp/ 


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