8月16日は「五山送り火」。お盆にこの世へ迎えたご先祖の魂を再び冥土へと送る、民間の伝統的な宗教行事です。去年は雨でしたが今年はどうなるでしょうか。
五山送り火では、奉納された護摩木が点火資源として燃やされます。こんなふうに、願いを書き入れ奉納します(写真の護摩木は大文字のもの)。
民間で受け継がれている五山送り火は、準備も1年がかりとのこと。前日の15日に山へ行けば、その準備風景を少し垣間見ることができます。大文字では、リフトも活躍。
16日当日はどの山も関係者以外立ち入り禁止!ご協力くださいませ。
大文字の点火場所にあるお堂。16日の点火前に、ここで読経が行われます。
昼間はこんな感じでいい眺め!ふだんはハイカーも多いんですよ。ちびっこたちも登っている山ですよ。
夜の空に炎の字形が浮かび上がる光景に、わっと歓声をあげる方もいるかもしれませんが、心静かに手をあわせて見守るのが正しい鑑賞方法といえる五山送り火。8月16日、20時頃より、銀閣寺側の大文字から西へと順々に点火されます。
▼京都五山送り火特集
https://kyoto.graphic.co.jp/pickup/season/2012/08/theme1/
※送り火マップダウンロードも可能!