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京都東山「高台寺」でアンドロイド観音、3/8より一般公開
- 2019-03-06 (水)
- 京都の社寺仏閣
豊臣秀吉の正室・北政所が秀吉の菩提を弔うために建立した「高台寺」。多くの人に仏教に興味を持ってほしいという想いで、世界初のアンドロイド観音「マインダー」を大阪大学と協力し製作されました。
アンドロイドに変身した観音さま。3月8日より一般公開されます。「般若心経」についての法話も行われるそうですよ。
【概要】
3月8日(金)~5月6日(月・祝)
法要開始時間:10:30〜/12:00〜/13:30〜/15:00〜/16:30〜
志納料要
FAXもしくは申し込みフォームで事前予約可
http://www.kodaiji.com/mindar/
※一部満席あり
「わたしの盆踊りエピソード写真展」、8/6まで開催
- 2018-07-24 (火)
- 京都の社寺仏閣
大谷大学の社会学科の学生たちが京都市左京区で行った、
フィールドワークの結果をまとめた写真展が8/6まで開催中です。
テーマは「盆踊り」。
左京区に住む70~80代シニア世代に聞き取りした「盆踊り」の思い出話と、
写真家・草本利枝氏の写真で構成されています。
昭和前半の懐かしい思い出話や、地域独自の踊り方など、
盆踊りの歴史や地域性にもいろいろあることがわかる展示になっていて、
昔ながらの暮らしや文化に興味があるという方にはおすすめ。
ぜひご覧ください。
●写真展情報
「わたしの盆踊りエピソード写真展」
場所:大谷大学 響流館1Fギャラリー(京都市北区小山上総町)
会期:7/21(土)~8/6(月)、9:00~20:30(土曜は17:30まで、日曜休館)
料金:入場無料
1/7は七草粥
- 2018-01-06 (土)
- 京都の行事
1月7日にいただく春の七草粥。
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。
七草粥は中国のほうに起源があり、平安時代には日本に伝わったといわれています。そして江戸時代頃には庶民にも七草粥をいただいて無病息災を祈るこの風習が伝わりました。
京都では以下のような場所で七草粥をいただくことができます。
■上賀茂神社の白馬奏覧神事(はくばそうらんじんじ)
10時~/500円(数量限定)
宮中の儀式「白馬節会(あおうまのせちえ)」を神事化。七草粥をそなえて、神馬をひき、やわらかくした大豆を与えます。
■御香宮神社の七草粥のふるまい
9時~/300円(数量限定)
「七草の神事」ののちに七草粥のふるまいを行います。
■西院春日神社の若菜節句祭
10時~/300円(数量限定)
焼納祭ののちに若菜粥のふるまい。例年、こいものたいたんや梅干しもつけてもらえます。白馬(あおうま)飾りも一般公開。
ほかにも、福王子神社や若一神社など、京都のさまざまな場所で七草粥のふるまいが行われます。
ちなみに上賀茂神社や西院春日神社に出てくる白馬。これは新年に白馬を見ると1年の邪気が払われて良いとされる故事にちなむものです。
9月9日は重陽の節句
- 2016-09-09 (金)
- 京都の行事
人日(1月7日)、上巳(3月3日)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)の節句に続き、五節句の最後を飾る「重陽の節句」。別名「菊の節句」と呼ばれるように、延命長寿の花として古くから重宝されてきた菊の花で、健康長寿を祈願します。
写真:「菊の被せ綿」重陽の節句の前日に菊花の上へ綿をのせ、翌日、菊の露と香りを含んだ綿で体をぬぐい健康祈願するというもの。平安時代の宮中でも行われていた風習です。
【京都での主な重陽の節句行事】
・上賀茂神社/重陽神事・烏相撲
ユニークな鳴き声が特長の烏相撲。葵祭の斎王代も観覧。
・法輪寺(嵐山)/重陽の節会
菊水を飲んで不老長寿を得たという伝説の菊慈童(きくじどう)像に献花。能や謡曲も奉納。
・市比賣神社/重陽祭
祭典の後には菊酒の接待。節句限定のお守り授与もあります。
・貴船神社/菊花神事
一般参列者は先着30名。古くからの慣わしを体験する貴重な機会です。
8月22日~23日は六地蔵巡り
毎年8月22日・23日に行われる「六地蔵巡り」。これは、都の入口(旧街道)にあるお地蔵さん合計6か所を巡拝し、家内安全・無病息災を祈るというもの。すでに800年以上の歴史を持つといわれる伝統行事なんですよ。
巡拝するお地蔵さんがいらっしゃるのはこちらの6寺院です。
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・大善寺:伏見六地蔵(奈良街道)
京都市伏見区桃山町西町24
最寄り駅:JR奈良線・京阪宇治線「六地蔵」駅
・浄禅寺:鳥羽地蔵(西国街道)
京都市南区上鳥羽岩ノ本町93
最寄り駅:近鉄京都線・地下鉄烏丸線「竹田」駅
・地蔵寺:桂地蔵(丹波街道)
京都市西京区桂春日町9
最寄り駅:阪急京都線「桂」駅
・源光寺:常盤地蔵(周山街道)
京都市右京区常盤馬塚町1
最寄り駅:嵐電北野線「常盤」駅
・上善寺:鞍馬口地蔵(若狭街道)
京都市北区鞍馬口通寺町東入ル上善寺門前町338
最寄り駅:地下鉄烏丸線「鞍馬口」駅
・徳林庵:山科地蔵(東海道)
京都市山科区四ノ宮泉水町16
最寄り駅:京阪京津線「四宮」駅
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起源はさかのぼること平安時代。閻魔大王に仕えていたという「小野篁」が病で倒れ冥途に着いたとき、地蔵菩薩に出逢いました。その後、小野篁は蘇り、1本の桜の木から6体の地蔵菩薩像をつくります。そして「大善寺」に祀りました。その後、時の権力者・後白河法皇の勅命を受けた平清盛が西光法師に命じ、6体の地蔵を京都の街道の入り口にお堂を建てて一体ずつ安置させます。これが六地蔵の起源です。
さて、六地蔵巡りではどんなことをするかというと、参拝者は各寺で「お幡(おはた)」という紙のお札を授かります。それらを束ねて家の玄関に吊しておけば1年間の家内安全・無病息災といったご利益を受けることができるそうです。
今回は六地蔵のうちの「上善寺」へいってきました。市バスなら37系統「出雲路橋」が最寄りです。
今年、六角形の地蔵堂を新築した上善寺。後白河法皇もお地蔵さんを安置する際、街道口に六角堂をつくらせたんですよね。
地蔵菩薩さんと繋がる白い綱に古い「お幡」を結んでいます。
年輩の方が多いのかなと思いきや、若い人もちらほら。ツアーのように団体で巡っている人もいるようで旗を手にしたガイドツアーさんの姿も。夏休み中の子どもと一緒に来ている人、境内で出会った知人とおしゃべりしている人。お参りを通じて、いろんな人のコミュニケーションも生まれているのが印象的でした。
2016年7月の主な行事ピックアップ
- 2016-07-01 (金)
- 京都の行事
7月の京都は祇園祭だけじゃないんです。
参加して楽しい、見て楽しい2016年7月の京都行事ピックアップ!
賀茂御戸代能【薪能】@上賀茂神社
2016年7月1日18時~
境内の細殿で観世流能や神歌、仕舞、狂言などの奉納が行われます。
田植えの終わる季節、農夫をねぎらうために行われたのがはじまりの行事。
風祭り(夜間特別拝観・風鈴供養)@千本ゑんま堂
2016年7月1日~15日18時~21時
ゑんま様の夜間拝観(ご開帳は19時~)。
16日はゑんまさまの日でお坊さまのライブを開催(10:30~/14時~)!
貴船の水まつり@貴船神社
2016年7月7日10時~12時
古来の雨乞い神事に由来する行事。生間流式包丁の儀式も行なわれます。
なお7月1日~8月15日は七夕笹飾りライトアップも実施中(日没~20時頃/土日祝21時頃まで)
ハス酒を楽しむ会@三室戸寺
2016年7月8日9時~12時頃
ハスの茎から酒を飲み健康長寿を祈願。先着300名限定。
※過去の行事レポートはこちら
陶器供養会@千本釈迦堂
2016年7月9日~12日 10時~20時(法要は10日の14時~)
期間中は境内にて陶器市も開催。
御田祭@松尾大社
2016年7月17日10時~
若草色の衣装をまとった植女たちが両手に稲を持ち壮夫の肩に乗って境内を周ります。
謡曲の奉納もあり。
お涼み@城南宮
2016年7月20日夕刻~(祭典は9時~)
榊と木札をとじこめた氷柱を撫でて無病息災を祈願。
18時~20時半は神楽殿表舞台でお涼み神楽の奉納。
京都迎賓館一般公開@京都迎賓館
2016年7月21日~8月28日 10時~17時(16時20分最終受付)
当日整理券もありますがインターネットで事前申し込みが可能です。
きゅうり封じ@神光院
2016年7月21日・30日8時~16時半
紙に病名を記入した紙できゅうりを包み、体の悪いところを撫でて土に埋めれば
病気を封じ込めることができるというもの。
宵宮祭・本宮祭@伏見稲荷大社
2016年7月23日~24日
宵宮には、稲荷山含む境内全域の石灯篭や提灯に灯りをつける万灯神事。
幻想的な空間で多くの参拝客がキツネのお面をかぶって楽しんでいます。
御手洗祭@下鴨神社
2016年7月23日~31日 初日9時~、26~28日は21時まで
別名「足つけ神事」。タオル持参でぜひ。
※過去の行事レポートはこちら
弁天祭@長建寺
2016年7月24日19時~21時
ご本尊が弁財天という伏見のお寺。
19時半頃から修験者約40名による開運厄除の柴燈大護摩供。
宝物虫払会@真如堂
2016年7月25日9時~15時頃
寺宝約200点を本堂にて虫干し。びわ茶の無料接待あり。雨天中止。
鹿ケ谷カボチャ供養@安楽寺
2016年7月25日9時~15時
鹿ケ谷カボチャを夏の土用に食せば、中風よけになるということからの行事。寺宝も公開。
狸谷山火渡り祭@狸谷山不動院
2016年7月28日19時~
山伏の護摩供の残り火の上を素足で渡り、難病退散・夏バテ防止・ストレス解消を祈願。
土用の丑 祈祷会@三宝院
2016年7月30日9時~14時
経文を書いた素焼きの「ほうろく」を頭に乗せ「もぐさ」を置き火をつけ木剣で九字を切り悪邪霊祓い。
商売繁盛の「あじさい祈祷」 諸病封じの「きゅうり封じ祈祷」も実施。当日は福王子の交差点付近から無料送迎バス運行。
茅の輪神事@御香宮神社
2016年7月31日(15時~/23時~)
神職に続いて参拝者が茅の輪をくぐります。家に持ち帰った茅萱は輪にして戸口に吊るすと疫病除けに。
千日詣り(千日通夜祭)@愛宕神社
2016年7月31日~8月1日(祭典は21時~/深夜2時~)
標高924m。この日に登ると1000日分の功徳。
▼七夕行事2016まとめ
https://kyoto.graphic.co.jp/blog/archives/23471
▼祇園祭2016(7/1~31)神事・行事まとめ
https://kyoto.graphic.co.jp/pickup/season/2012/07/theme2/index.html
13日は虚空蔵菩薩の御縁日です
- 2016-02-13 (土)
- 京都の行事
丑と寅年生まれの守り本尊で、智恵と福徳を授けてくれる「虚空蔵菩薩」。
13歳(数え年)の男女が成人になった証として虚空蔵菩薩に参拝する
「十三まいり」で知られています。
参拝した子どもたちは、虚空蔵菩薩から智恵を授かり、厄をはらってもらいます。
そんな「十三まいり」が行われるのは春と秋。
春は今から1か月後、3月13日から5月13日に行われます。
13日は虚空蔵菩薩の御縁日。
※仏さまや神様との縁が深く、より多くのご利益を授かることができる日を縁日といいます。
日にちや干支で決められており、虚空蔵菩薩は13日。
13歳の年に13日が御縁日の虚空蔵菩薩のもとへ十三まいり。
京都では嵐山の法輪寺が有名ですね。
法輪寺でのお参りを終えた後は「渡月橋を渡りきるまで振り返ってはいけない」そんな言い伝えもあります。
冬の風物詩「大根だき」まとめ2015~2016
- 2015-11-28 (土)
- 京都の行事
京都の冬の風物詩にはいろいろありますが「大根だき」もそのひとつ。
京都でも様々なお寺で大根だきが行われます。
主なところをピックアップしました。冬のお出かけの参考にどうぞ。
■厄落としの大根焚(御会式)@三宝寺
・2015年12月5日~6日 10時~15時
・大根焚きは700円、ゆずご飯は800円
日蓮宗秘法の祈祷を行った大根とお揚げをたきあげます。
ゆず御飯は日蓮大聖人が体を温める良薬として柚子を珍重したという故事に由来するもの。
■釈尊成道会・大根だき@妙満寺
・2015年12月6日 10時~(釈尊成道会は11時~)
・大根だき 500円(数量限定)
貴船の料理旅館街にある「鳥居茶屋」協力のもと釈尊成道会にあわせて開催。
本坊(雪の庭、展示室)拝観料は、当日のみ400円(通常500円)。
■成道会法要と大根焚き@千本釈迦堂 大報恩寺
・2015年12月7日~8日 10時~16時
・大根焚き1000円
釈迦が悟りを開いた日に行う成道会とあわせて実施。成道会は8日。
過去のレポート→https://kyoto.graphic.co.jp/blog/archives/3240
■報恩講(大根焚)@了徳寺
・2015年12月9日~10日 9時~16時
・大根焚きは1000円
お齋(おとき/報恩講に出される精進料理でかやくご飯・大根の葉のお浸し・たくわん)が付くと1600円
約750年前、親鸞聖人が村を訪れた際、
村人が塩味の大根焚きでもてなしたところ喜ばれたというのがはじまり。
■納めの地蔵と大根炊き@鈴虫寺(華厳寺)
・2015年12月19日、20日、24日
幸福地蔵さんに1年間の感謝を。大根炊きは19日・20日の10時~(なくなり次第終了)。
千羽鶴と草履の焚き上げは19日。法要は24日11時~
■祈祷大根炊き@蛸薬師堂(永福寺)
・2015年12月31日 10時~ 志納
新京極にある蛸薬師堂の大晦日恒例行事。
正午から年越し蕎麦の振る舞いも(有料)。
■無病息災大根炊き@法住寺
・2016年1月15日の最寄りの日曜日 9:00~16:00
・護摩木付き・大根焚き700円(なくなり次第終了)
お不動さんに祈願した大根がいただけます。
健康祈願の護摩供・牛王寶印の御加持は10時~、正午~、14時~。
■初午大根焚き@三千院
・2016年2月11日~14日
・拝観料要(大根だきは無料)
境内の金色不動堂前広場にてふるまわれます。
出世金色不動明王にお供えし特別祈祷した大根は、大原で有機栽培された大根。
平安神宮で開催、団扇の老舗小丸屋の琳派展
- 2015-11-23 (月)
- 京都の行事
2015年11月27日(金)~29日(日)の3日間、岡崎の平安神宮にて
「平安神宮奉納 小丸屋琳派展 神楽の言ノ葉2015」が開催されます!
小丸屋とは、岡崎にある寛永元年(1624年)創業の団扇製造販売の老舗。
花街のお店などに行くと、
白地に朱色で舞妓さんの名前が入った団扇を見かけますよね。
「京丸うちわ」と呼ぶんですが、この団扇を手がけていらっしゃいます。
そんな老舗が平安神宮で開催する「小丸屋琳派展」。
一般の方々が詠まれた現代詩歌を、プロの書家が書き入れ
伊勢神宮の絵馬なども手がける絵師の挿絵で文芸うちわを製作。
その数なんと約350本!会場風景はこんなかんじです。
団扇の形は「古代型」というもので、
琳派の絵が描かれてきた団扇の形を復元したものだそうです。
世界にひとつだけの団扇が一同に会する展示会、ぜひご覧ください!
■平安神宮奉納 小丸屋琳派展 神楽の言ノ葉2015
https://www.facebook.com/events/512994215533812/
主催:株式会社小丸屋 http://komaruya.kyoto.jp/
日時:2015年11月27日(金)~29日(日)
会場: 平安神宮 額殿
参加費:無料
ボジョレーヌーヴォーなど京町家で世界のワインを楽しむ会開催!
- 2015-11-02 (月)
- 京都の行事
国の登録有形文化財に指定され、築80年を超える京町家「旧村西家住宅」。
現在は、書籍や講座などを通じて京都の魅力を発信している「らくたび」さんが
初心者OKの茶会や、四季にあわせたイベントなどをこの京町家で随時開かれています。
11月は「祝・ボジョレーヌーヴォー解禁!らくたび初のワイン会」が開催されるそうですよ。
このイベントでは、ボジョレーヌーヴォーをはじめ、
イタリア「ノヴェッロ」、日本「甲州ワイン」など、世界各地より6種の新酒が揃います。
それをワインエキスパート・野中健吾氏が各国の文化や背景もふまえて解説。
さらにイタリア料理店「ディボ・ディバ」の軽食も用意され、
ワインと一緒に楽しめます。
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≪日程≫
2015年11/23(月・祝)16時~18時頃解散予定
≪場所≫
らくたび京町家(旧村西家住宅)
〒604-8141 京都市中京区蛸薬師通高倉西入泉正寺町333
最寄駅 : 阪急京都線「烏丸」駅、地下鉄烏丸線「四条」駅 16番出口より北へ徒歩約4分
≪定員≫
30名
≪会費≫
一般:9000円 会員:8000円
(参加費・ワイン・お食事代など全て含む)
≪お申し込み≫
TEL075-257-7321(10:00~18:00)
※申し込み締切11月19日(木)
≪イベント公式サイト≫
http://www.rakutabi.com/kyo_machiya.html
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京都へもみじ狩りにお越しになる方も、京都にお住いの方も、
町家の情緒とともに世界の新酒を楽しんでみては?
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